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【MANGA都市TOKYO】国立新美術館でサブカルと東京という街に触れてきた!《11/3まで!》

マンガ東京1

マンガ東京2

MANGA都市TOKYO展に行ってきました!
https://manga-toshi-tokyo.jp/

六本木にある国立新美術館で11/3まで開催中のMANGA都市TOKYO展。
パリで開催された『MANGA⇔TOKYO』展(2018年11月29日~12月30日)の凱旋展示になるそうです。

因みにポスターのイラストレーションは吉成曜さん。
え?知らない? 吉成爆発の吉成曜さんですよ!

アニメーター・アニメーション監督としてガイナックス→トリガーで活躍している吉成曜さんですよ…!!

とまあ、こんな感じで気合の入りようがわかるかと思います。
あと、私の興奮度合いも。

東京の街/ゴジラになれなかった男

いや、なんかこう「雲の向こう、約束の場所」みたいなタイトルをつけたかったというか…

展示室に入ると、まず目に入るのはミニチュアで作られた東京。
(と言っても新宿以東だけなのだが!と郊外在住の私は憤慨する)

そのロマンあふれるミニチュアに心奪われるのは私だけではないはずだ。
そして謎の破壊衝動に襲われるのも私だけではない……はず……

ミニチュアの奥にある巨大モニターには東京が出てくる作品が紹介されていて、舞台となった地域にスポットライトが当たる仕組みになっている。

作品に想いを馳せながら、TOKYOの街をゴジラ視点で眺める体験は少し不思議で、すごく惹き込まれた。

MANGA・アニメ・特撮からTOKYOを紐解く

この企画展の主旨は、サブカルチャーを通してTOKYOという街を紐解くという点にあると思う。

それは入口のミニチュアからしてそうなのだが……

・都市の破壊と再生から東京という街の性質を紐解くゾーン

・マンガやゲーム、アニメ等から東京の日々を紐解くゾーン

・実在する東京にサブカルチャーが融合する状態から町を紐解くゾーン

この三つに分かれて作品が展示されていて、
東京という街とサブカルチャーが切っても切り離せないことがわかる。

そして重要なことは、
これはあくまでサブカルチャーを通してTOKYOを知る展示であり、TOKYOを通してサブカルチャーを知ることが主旨ではないと思うのだ。

例えば、私は新海誠監督の”言の葉の庭”を見てから新宿御苑に足繁く通うことになり、改めて東京の中心にある緑豊かな御苑の魅力を知った。

マンガ東京3

結局筆者は1時間動かなかった

というように、MANGA都市TOKYOの展示物の中には、いわゆる”聖地巡礼”とも密接に関わりがあるものも多い。

今回は東京の街限定であるが、
「こち亀」や「新海誠作品(君の名は。や秒速5センチメートルなど)」
コンビニとコラボした初音ミクなど、我々の生活に密接に関わったサブカルチャーたち、それらを通して東京の街の魅力を知る。

そう、それは「ラブライブ」を通しても!!!!!

最後の一角を占拠していたのは我らが「ラブライブ」である。
詳しい説明は省くが、私が非常に大好きなコンテンツなのだ。

忘れもしない2016年、ラブライブ初期シリーズ(無印)のグループμ'sのFINAL LIVE、いや、FINAL LOVE LIVE。

その当時(実際にはFINALのBlu-ray発売に併せた)の山手線ラッピングが完全再現!

マンガ東京4

思わず五体投地の上、しばらく動こうとしなかったのは言うまでもない。

とまあ、最後は個人的な趣向も入ってしまったが、
TOKYOという都市を大好きなサブカルチャーを通して再確認するという意味で、ものすごく面白い企画展であることは間違いない。

11/2まで、事前予約チケット制で感染対策も行われているので、
ぜひ行ってみて欲しい!

漫画=神代徒華(@rakugaki_toka
文=齋藤春馬(@st_hal_

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