週刊少年ジャンプ2022年51号感想!!

今週の個人的TOP3について感想を書いていきます。他の作品についてもTwitter(@manga_daisuki_d)で書いてるのでよければ見てやってください。

第1位:PPPPPP

ファンタが尊すぎる!!
今回のバトルで真に「客のため」を思ってたのはファンタだけだったよね。それも、自分の「天才」を犠牲にしてまで。それが古須ちゃんには届いて、感動がファンタに届いて本当によかった。「ありがとー」のファンタの顔よ。安心したような、どうしようもなく人間臭い笑顔。とても孤高の天才とは思えないそれは、ソラチカからみたら「堕ちた」ように思えるのかな。ソラチカの考えは未だにさっぱりわからないけど、ウルファさんとやらを声で識別してたり、基本的に他人に興味ないのかも。今回の件でファンタにも興味なくしちゃった?今後どんな展開になるのか、、、とにかく終わらないでくれ!!

第2位:暗号学園のいろは

最初は、文字も多いし難しくていまいちノリきれなかったけど、感想を書くために読み返すと一気に面白く感じた。例えば、いろはが作ったクロスワードで④の答え「とてもあざやか」というフレーズ、「完成度がいまいち稚拙」と言われているが、享楽の暗号を解いた際の誉め言葉として意趣返し的に用いられている。また、高圧的な悪役令嬢享楽が取り巻きを「たゆたん」なんて可愛い呼び方してたり、そのたゆたんは何かにつけていろはを気の毒がったり、細かいところに小さな笑いが散りばめられている。最初は主人公の性別を誤認するようにしていたり、一人称が「俺」の少女だったり、台詞の一部を検閲的な風味で黒塗りにしていたり、さらにはおなじみ癖強ネームのキャラたちにジョジョ立ちを思わせる不思議なポーズ。これでもかと「西尾節」が描かれているし、岩崎先生の絵もその雰囲気を助長するのに一役買っている。小難しい「暗号」というテーマに最初は身構えてしまったが、西尾維新先生の大好物かつお得意な言葉遊びが存分に生かされるという意味で、これ以上にぴったりの題材はないのかもしれない。

第3位:一ノ瀬家の大罪

やっぱそうだよね!わかってたけど!!クラスに馴染めるか不安→親友登場!で上げてから落とすのが本当に上手い。最初周りのクラスメイトが遠巻きになってたのは、記憶喪失のクラスメイトとどう接したらいいかわからなかったんじゃなく、すべて忘れて明るく振る舞ういじめられっ子が不気味に思えたり、楽しそうな中嶋くんに今後の展開を察してあぁ、、、てなったりしてたのかな!救いなさすぎ!!
それにしても、中嶋くんの「すぐに忘れるところ」発言はなんのことかよくわからなかった。いじめの原因に繋がったりするのかしら。それとも、もしかして翼くんは定期的に記憶喪失になってたりする?
とりあえず今回は翼くんの部屋の背景が明らかになったけど、まだまだ他の家族の謎は明らかになってないし、そもそもいまのところ「大罪」犯すどころか訴えたら勝てそうな状況やし、これからどうストーリーが展開していくのか楽しみ。記憶が戻ったところでいじめられるだけの日常から逃れられるわけじゃないし、、、どうなる??

おまけ(第4位的な):アオのハコ

暗号学園のいろはを急遽いれたけど、やっぱり140字じゃ収まらないので。
まず匡、観察力えぐいし達観しすぎてない?過去に何かあったのか、むしろ何もないからこそ何も言えないことを自覚しているのか。交際経験は豊富だけど恋愛経験は乏しそうな菖蒲ちゃんとは正反対に見えて案外似た者同士なのかも。
そんで雛はほとんど描かれなかったけどここで退場はあまりにも惜しいぞ!みっともなく足掻かれるとそれはそれでみてて辛いし、嫌な女になっちゃうのも見たくないけど、なんとか幸せになってくれないか、、、
最期、大喜は匡の評通り「追う性分」の本領発揮?千夏先輩も意識しだしてるとはいえ、松岡先輩とかまだあんまり絡んでないし、それこそ「同居してる」って関係性が逆風になりかねんし、とんとん拍子にはいかなさそうやけど頑張れ!!雛を振ったからには突き進まなあかんぞ!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?