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拝啓、2年前の私へ 第9回(山根蒼太)

今回の部員日記は、商学部3年山根蒼太が担当させていただきます。

「最上級生を目前に、もし仮に1年時/2年時に戻るなら、何をするか」と題しまして、弊部3年生による部員日記連続投稿の9人目になります。
 
少し脱線しますが、このような過去に戻る系の話を聞くと、ある話を私は思い出します。
それは小学生6年生の時に聞いた、某○稲田アカデミーでの話です。
毎年夏に合宿があり、先生がアツい話をしてくれます。そこである先生がこう言いました、「今、お前は未来から戻ってきたんだ。未来で受験に失敗し、絶望したところに神様が現れ、『過去に戻って運命を変えてこい。ただし記憶は消す』と言われて戻ってきたんだ。だから全力で取り組め」と。当時、ハチマキを巻いて勉強するほどには洗脳されていたとはいえ、今でも、モチベーションになる程のいい話だと思っております。
さて、本題に戻り、もし1年生に戻れるとしたら自分に
 
「目標に対する計画を立て、逆算して行動しろ」
 
と伝えると思います。
 
1,2年生の頃の部活動を振り返ってみると、がむしゃらにテニスをしすぎていたという反省があります。とりあえずフリー練習しよう、とりあえずサーブ練習しとこうなど、明確な意図を持っていない練習をしていたように思えます。目の前のことしか見えておらず、長いスパンで振り返った時に、自分は何を練習していて、具体的にどう上達したのかが、分からなかったのです。
 
自分に必要だったのは、明確な目標と、言語化だったのかなと思います。なぜ、体育会に入り、なぜ勝ちたいか、勝つためには自分はどんな選手になればいいのか。自分と理想の姿のギャップを徹底的に書き出し、それを埋めるために何をする必要があるか。
例えば3ヶ月後の理想の姿があったとしたら、2ヶ月経った時には、こうなっていなきゃいけない、2週間経った時にはこうなっている必要があって、これを実現するためには、今週何をやる必要があって、明日はあれをやらないといけない。そしてそれを毎日継続すること。
 
計画を立てて、それ通りにならなくてもいいし、結果が出なくてもいい。ただ、なぜそれ通りにならなかったのか、どう改善すればいいのか、を考え続けること、いわゆるPDCAサイクルというやつですね。これを回し続けることが成長の近道なんじゃないかと思います。
 
あと、いろんなことに手を出すこと。大谷翔平のマンダラチャートとかも良さそうだなーと思ったり、思わなかったり。
 
後輩たちに伝えたいのは、「考え抜くこと、そしてそれを言語化して振り返れるようにしておくこと。」です。4年間はあっという間に過ぎてしまうので、今を大切に過ごして欲しいです。
 
これを読んでくれている後輩たちにとって、何かのヒントになってくれれば幸いです。

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