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ベルテイン/メーデー 北欧儀式バルボリ

こんにちは、モネソルです✨

先日5月1日はメーデー祭日でした。
メーデーといえば、勤労感謝の日のようなイメージが一般的ですが、
本来はベルテインというケルトでは、春分の日の意味合いなのです。

スウェーデンでは、前日の4月30日にValborgsmässoafton (聖バルボリイブ)
と言って、冬の枯れ技を集めて炎🔥をつける。冬の終わりと春の始まりをお祝いする儀式がなされます。
炎は浄化、そして種まきの時期でもあり、鳥が巣を作り雛を産み育てるように、人も子供を授かる聖なるお祝いとして、炎の周りを踊りお祭り騒ぎをするのが風習です。

これもケルトの文献にも出てくることですが、とても類似していることから、ここバイキングの土地、北欧がケルトと交流があった証でもあり、また根強くある自然崇拝の儀式の一つなのです。

しかし、聖バルボリイブでお祭りをするわけですがイブですので、本来は5月1日なはずが、ここでメーデーという休息日になっているのも興味深いところです。言ってしまえば、当時の暦と太陽暦では違うはずなので、それをどうこう言ったら元も子もない💦

そしてケルトの聖なる樹木はこの月はオーク(樫の木)です。オークはケルトの中で最も神聖とされ、また北欧神話でユグドラシルはトネリコの木とされていますが、オーディンが知恵を得るために逆さに吊るされて修行した木はオークだと言われているそうです。
ですからこの日にオークへ会いに行った私は、オークと話をしてきました。

人はなんでもあれこれ考えてしまう生き物ですが、オークと話をするとシンプルに、生命とは何なのかを考えさせられました。
いつの時代でも弱肉強食で生きている動物たち。
しかし、人間だけは傲慢にも平等を言い続けている。
しかし淘汰されてしまうのは自然の摂理。森だって常に自然淘汰されています。

私たちも淘汰されたくなければ、強く生き残るために本気で自分の人生を生きるしかないのです🌷
それで散っていく命ならば、本望といえるでしょう。
そこまで本気で生きてみる。困難な時代だからこそ、人と人同士が物理的に交流をしエネルギー交換をする。綺麗事や見て見ぬふりをやめて、一人一人が本気で自分の人生と向き合い、信念を貫くときではないでしょうか。
それが地球に住む人の意味だとオークは教えてくれたのです。
想念だけなら、身体はいらないのです👥
こうして、炎のお祭りの時には外に出て人同士が笑い合い踊り、そこでパートナーさえも見つけてくる。かつてこの土地で繁栄していた自然崇拝者たちは、そうして子孫を紡いでいたのだと思いました。

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