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【妊娠Diary12】34w2d 突然の破水&入院&出産

こんにちは、ままねです。
産休に入り、やっと自分の時間ができ、ゆっくりと家事と育児に励んでいた矢先です・・・突然、破水しました。

晩ごはんを食べ終わった時から、何か違和感を感じ、トイレに行ったら破水のような兆候が・・・。
頭の中が真っ白になりました。
とりあえず、「病院に連絡しなければ」と思いつつ、出産の入院準備もまだだったので、荷物をカバンに入れつつ、「どうしよう、どうしよう。。。」と不安がいっぱい。
旦那に怒られて泣きじゃくっていた娘を横目に、病院に電話。
「すぐに来てください」と言われ、娘を旦那の実家に預けて、車で病院へ。

病院について、内診後、「破水」と断定され、そのまま入院。
入院後も微妙な破水と出血が止まりません・・・。
先生の表情もだんだん渋くなり、不安がいっぱい。

入院した2日後、再度内診。
胎盤剥離や破水により赤ちゃんの体への影響が懸念されることから、手術室と麻酔科に空きがあったので、すぐに緊急手術をすることに。
先生からは、早産の特徴として、赤ちゃんが上手に呼吸ができないことが多く、お腹から出てきたらすぐに小児科の先生が呼吸器系を中心に検査しますとのこと。
看護師さん4、5人で、一斉に手術の準備にとりかかり、私はなされるがままにベットで手術室へ。

手術室では、入口で5人の麻酔科の方が待機して、次々と説明をしていく。
天井のライト、機材の音、看護師の話し声、
ザワザワザワ・・・・私の気持ちは落ち着かない。
本当に大丈夫なのだろうか・・・
さわがしい。心が落ち着かない。どうしてこうなってしまったのだろうか。
不思議と涙がこぼれてくる。
まだ手術が始まっていないのに。
赤ちゃんと会っていないのに。

手術が始まって20分後、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。
そのまま、小児科の先生が赤ちゃんに管を通し、手動の呼吸器?で酸素を送り様子をみている。
ピピーピピーという音とともに、赤ちゃんの脈をモニターで確認できた。
足をピンピン動かす様子が見える。時々、大きな声で泣いている。
30分もの間、小児科の先生の検査が続く。
どこか悪いのかな、、、、
悪い事ばかり頭をよぎる。
そして、嬉しいような、悲しいような複雑な気持ちでいっぱいになり、涙があふれてくる。

あー、この光景は、TVドラマの「コウノドリ」で観たシーンだ。
NICUで赤ちゃんを眺めている自分の姿が目に浮かぶ。
「出産は奇跡です」
「コウノドリ」の冒頭でのセリフ。
そして、このドラマを見ていると「出産は何が起こるかわからない」というのを身にしめて感じる。


赤ちゃんは2,290g。米粒みたいに小さい。
とりあえず呼吸は安定し、そのままNICUで管理。
無事に手術は終了。
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不妊治療を2年・・・。
こうやって出産を迎えた。
長い道のりだった。
ホルモン注射を何本打っただろう・・・。
何回、通院しただろう・・・。
最後の元気な卵子だった。
不妊治療からの道のりを思い出すと、また涙があふれてくる。

あなたは奇跡の子。
早産になってゴメンね。
そしてヨロシク。


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