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あいうえお作文(ま行)

60日目:まみむめも

:曲がってばかりの人生を送ってきた

:みんなの意見に合わせて自分の生きたい生き方を曲げてきた

:むしろ自分という生き方なんてあったのかも忘れる程曲げてきた

:目の前に、”みんな”がいなくなった時、曲げてきた道も無くなった

:もう誰も道は示してないのに何処に向かって歩いていけばいいんだろう

※自分の意見や考えを、無理やり捻じ曲げて生きることは
 見る人から見れば『弱い』『自分がない』と責め立てられそうですが、
 必ずしもそうだとは思わない。むしろ強いとさえ思うこともある。
 自分の歩きたい道、歩みたい人生を無視して別の道を歩くことは
 誰にでもできることじゃない。やっぱり皆、自分の人生を自由に
 歩いて生きたいと思うから。
 他人に考えることや悩むこと、それらを放棄してただ示された道を
 待ってばかりいるならそれは『他人任せ』で”逃げ”なのだろう。
 でもそこにも、その人なりの覚悟や考えに至るまでの葛藤は必ずある
 それらを無視して、ただ『弱い』とはどうしても思えない。
 自分と他人、曲がるのも曲げられないのも分かっているから、
 だったら他人の大事なもの曲げてでも、生きていくしかないのなら、
 曲げてでも、折り返すほど屈折しても、遠回りでも
 真っすぐでも、最短でもない自分の人生の道を自分で決めて自分で
 きちんと覚悟して生きていこう。
 そこにはきっと、曲げられない覚悟と決意があるはずだから。

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