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セブンの牛丼(紙容器)を買ってみた

 6/6付けの日経にこんな記事がアップされました。

セブン、弁当容器を紙に 主力4品目、プラ800トン削減

セブンの環境への考え方、取り組み方はやはり進んでいるし、素晴らしいと思います。以前東大和市のセブンイレブンでされているペットボトル自動回収機の話を聞いたときもすごいなぁと思ったもんです。実際にペットボトルも入れに行ってきました。

今回の日経の記事を読んで、真っ先に考えたのは「容器紙って本当かな?」ということ。紙のみってことはないんじゃないかなぁって。

早速本日セブンイレブンにて購入

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カロリーが高すぎて買うの躊躇ったけど食べました・・
外から見える表示は「紙マーク」とラップが「プラ」だよという表示のみ。紙マークの下に「本体」とか表示がないので、こりゃほんとに紙か?と思いました。まあ、商品手にしたときに紙だけではないのは分かってましたが・・

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ラップ外してみると、蓋がプラスチックなのは分かりますが、中皿の存在も分かります。両方プラスチックですね。中皿は恐らく牛肉の下にプラマークあるだろうと。で、蓋は?マークどこだ???

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七味取ったら隠れてました。もし七味が品名シールの付近や容器側面、蓋のマーク以外のところにあれば、蓋はPPを使用したものだと一目で分かります。なんで七味の下?隠したかったのかな。

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中皿です。素材はPPF、プラスチックですね。刻印で「ラップ:PE」と「フィルム:PP」と刻まれてました。

こういう組み合わせの容器って、蓋+中皿+容器本体となりますので、記事にある「容器を紙に変える」というのは間違ってません。でも全部紙かと普通は思うよね。ただ、本体をプラから紙に変えるだけでもだいぶプラゴミ減らせます。素晴らしい取り組みだと思うんですけどね。全部表示外から見えるようにしたらいいのに・・

会社にあるスケールで重さ測った見ました。
容器全体:40.5g
本体:24g
蓋:5.5g
中皿:11g
フィルムの重さは分かりませんが、6割程は紙のようです。もし容器の内側がプラスチックのラミネート加工がされていても、比率的にはそう変わらないと思います。

記事抜粋
「牛丼や親子丼など4品目で、チルド弁当の販売額全体の約5割を占める主力商材だ。フタは引き続きプラスチック製の素材を使うが、容器は全て紙製にする。紙製容器に変わってもそのまま電子レンジで温めることができるという。」

「容器の重量の約6割を紙に変更することで・・・」でも十分価値のある取り組みですよね。大企業ですから、プラゴミの削減効果はすごいあると思います。流石ゼブンイレブンというとこですね。

次にセブンが取り組むのはどのプラスチックを使用した商品ですかねぇ