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税理士試験49(試験数日前の過ごし方)

久々に税理士試験の話・・・


今年はオリンピックの影響なのか、税理士試験の実施日が盆明けくらいになるようだが。
例年では8月の1週目か2週目の火・水・木だった。
この時期になるともはややることもない。
かといって何もやらなかったら腕が鈍ってしまうというジレンマ。

理論に関しては・・・
答練の解き直しがてら理論の柱挙げの練習。
そして思いつくまま理論マスターの流し読み、理論ベタ書き。
苦手な理論は、意味わからなくてももはや一言一句暗記する勢い。

計算に関しては・・・
よく間違う箇所を全ての答練などで網羅。
例えば役員給与が苦手なら全ての答練などの役員給与のみを網羅という感じ。

(理論・計算ともに、各答練の表紙に大まかな内容を書き入れており、手帳にも記載しているのでそれを参考に)

ただ、これらの作業はあくまで気休め。
やることがないからといって、ボーッとしていたら不安で仕方がない。
だからとりあえずは何かに熱中して不安を忘れるようにしている。
その熱中の対象が、上記のとりとめもない復習なのである。


あと、ワタクシ税理士試験において不合格の方が圧倒的に多い。(もはや周知の事実か)
そんなワタクシが体験した数少ない合格したときの何となくの感触など。

不合格のとき、自己採点にて、ケアレスミスを数カ所発見。
合格のとき、自己採点にて、ケアレスミスを数カ所発見。

両方同じ。ただ、

合格したときにはケアレスミスの数を凌駕する正解数があった。
(でもさすがに試験終了と同時に“役員給与の損金不算入 加算・留保”という自分自身が書いた解答を見たときは顔面蒼白だったが)


このミスがなければ合格できていたのに・・・
↑不合格のときの感触。

これだけミスしても合格していたわ
↑合格のときの感触。


ケアレスミス1問2問で不合格になるのであれば、そもそも合格レベルに達していないのである。
例えば、答練の成績だと、上位30%だと合格圏内といわれるが、上位30%で満足しているくらいでは合格できない。
上位10%未満を目指すくらいの気概で臨んでちょうどいいくらいだと思う。
ワタクシ自身も、不合格だった長年、そのあたりを勘違いしまくっていた。

人間誰しもミスをする。
絶対にミスをしないでおこうと思っても、この税理士試験という経験を通してではあるが、ワタクシには不可能であった。
だからミスを凌駕する正解数をたたき出すため、冒頭で紹介した地道な作業を淡々とこなすのである。
この地道な作業が試験直前の不安な気持ちを払拭してくれるという意味でも一石二鳥であることは間違いない。




#税理士試験 #直前 #ケアレスミス #地道な作業


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