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税理士試験4(字)

ワタクシの税理士試験を語るのに欠かせない要素が“字”である。


ワタクシは字が汚い。
その上、書くのが遅い。
普段の答練のときはまだマシなのだが、全答練の会場受験や本番の税理士試験になると手の震えが襲ってきて(ジストニアとか書痙っていうのかな)、字がさらに汚くなり、書くスピードも更に遅くなり、主観的に判断しても字が読めなさすぎて採点者のために一度書いた字を横線で消して書き直すのだが書き直すときも更に手が震えて汚くなり、それをさらに横線で消し・・・って感じなので、答案用紙が訂正だらけになりもはや読めないものになってしまう。

普段の答練の字がこれ。

速く書こうが、ゆっくり書こうが、字の整い具合はあまり変わらない。



簿記論・財務諸表論の会計科目のときは財表には理論はあったものの書く量は少なく、ほぼ数字のみでよかったから字のこともさほど気にしなくてよかったが(数字も相当汚いけど)、税法になり書く量が格段に増えたため、字の汚さ、書く遅さがかなり足を引っ張った。
会計科目は比較的スムーズにいったにも関わらず税法になった途端合格科目がなかったときは

ワタクシ、きっと字で落ちてるんだ・・・

ってかなり切実に思っていた。
でも、財務諸表論合格して9年後に酒税法に合格したときは

あっ、字汚くても税法受かるんだ・・・

ってなり、今まで不合格続きだったのは字の汚さを言い訳にしていたに過ぎなかったことそして単に勉強不足だったということを認識でき、その時点から変な自信がつき、その後は快進撃とは言えないまでも酒税の合格がきっかけで残りの税法科目にも合格できた。だから字のことに気づかせてくれたという意味で酒税法(ミニ税法にも関わらず)の合格というものはワタクシの中でかなり大きい意味を持たせてくれた。


というわけで、字が汚くても税理士試験合格できます。
字を汚くてその上書くのが遅いワタクシでも合格できたのでほぼほぼ間違いないです。
ただ、一応汚いなりにも採点者に読んでもらおうと最大限に気を使ったことも間違いないです。



#税理士試験 #字 #字が汚い #ジストニア #書痙

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