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受験体験記 ーTableau Certified Data Analyst その1ー

24年5月下旬の受験で、Tableau Certified Data Analystに合格しました。
参考にさせて頂いた諸先輩方の資料や勉強法、受験時の注意事項などをまとめてみました。
今後、受験される方の参考になれば幸いです。

今回は、試験申請手続きと受験について。
試験問題と対策について、それぞれの回を設けて3回に分けたご報告です。

1)志望理由

Tableauを利用し始めてもう直ぐ2年になります。
昨年正月に「23年はTableauを徹底的に覚える」と元日の抱負に決めて、勉強開始。勉強結果として残るものにしたいと思い、コミュニティなどでみなさんにご相談。

  ・Tableauなら、やっぱり DATA Saber(認定制度)
  ・資格だったら、Tableau Certified Data Analyst

とのお話しを伺い、チャレンジを決意。
DATA Saberは23年秋のBridge 2ndにチャレンジすることとなり、Data Analyst は Bridge 2nd終わった24年3月ぐらいを取得を目標に。

 結果、合格目標と時期的なずれはあったものの、徹底的に、基礎力をに覚える、鍛える という意味でData Analyst は合格を得るまでの勉強期間にとても意義があったと感じています。
 23年夏からPreppin Data 勉強会にも参加していたこともあり、Prepの基礎、SQL観点での理解が深まった点でも、良い勉強が出来たと思っています。

2)申請手続き

受験手続きは、次のWEBページで詳しく説明されています。Tableau社のページにユーザー登録を行い、そこから試験予約をする形です。

(A) Tableau社 試験ガイド

試験の概要が記載されています。Tableau 認定資格試験アカウント (リンク先英語) を作成するか、ログインし、ユーザー登録後に、試験予約をする形です。
Tableau社ページにユーザー登録、ユーザーページに各種試験の受験登録と結果確認が出来るシステムになっています。

(B) 受験場所の選択

受験は、自宅受験と、会場受験の2択で選べます。どちらも一長一短あります。お勧めは、会場受験です。
私の場合、種々事情があり自宅での受験を考えていましたが、みさっきーさんのたぶラジ体験記の話を聞き、会場受験を選びました。結果、会場選択で正解だったと思っています(理由は後述)。

(C) 受験手続き、事前確認

受験手続きの仕方は、こちらのWEBページ(INSIGHT LAB社)に詳細記載されています。見ながら手続きを進めれば、まず大丈夫だと思います。
試験会場での受験までの流れは、こちらのWEBページにビデオがあります。英語ですが、ほぼ同じ流れですので、事前に見ておくと試験の雰囲気や諸注意事項が分かりますので、当日の焦りがなくなります。事前確認をお勧めします。
会場受験の際は、持参するもの(証明書など)、当日会場に持ち込めるものなどの確認が必要です。こちらのWEBページに解説があります。私は、池袋会場で受験しましたが、提出する証明書2通用意との記載に対し、免許書のみ提出でOKでした。

3)受験時の注意点(会場受験時)

・会場の場所を確認を

 到着前、ちょとだけ迷子になりました。Googleマップで見ていましたが、建物を通り過ごした感じ。小さな雑居ビルが会場になっているケーすもありますので、時間の余裕を持って場所の確認は事前にしておきましょう。

・手続きの流れ

 登録手続きをしたら、直ぐ試験会場(図書館の勉強ルームみたいな感じ)へ入室。入室後、即試験開始になりました。開始予定時間より早く開始が出来ます。
 耳栓とヘッドフォン完備で、周りの方からの雑音を遮断出来ます。私は耳栓しましたが、あまり効果はありませんでした。

・疑問、不安な点があったら、直ぐに確認を

 受験中に問題などあれば、静かに手を上げれば監視官の方が来てくれます。質問して可能な限りその場で解決した方が良いです。
 私のケースでは、後述の仮想PCを利用したテスト時に、仮想PCへのログインをする旨ヘルプ表示が出てきたのですが、ログイン方法が探しきれませんでした。
 Tableauのアプリが出てきて実際に操作する問題です。ログイン方法を探している間にTableauが立ち上がっていたので、時間がなくなってしまう心配から、そのまま試験を継続し回答を続けました。

 全問解答は出来たものの、仮想PCへのログインをしないでよかったのだろうかとの不安を持ちちつつの回答作業.ちょっと集中力を維持することが難しい時間帯もあり、不安だらけ。
 係員の方にその場で確認すれば対応してもらえる様なので、不安は出来るだけその場で解消しておくことが良いと思います。

 後で先人に伺った話ですが、仮想PCはTableauが動作していれば受験的には仮想PCへのログインをしなくても大丈夫とのこと。今回 私の例ではこの「大丈夫」だったことに当てはまりますが、受験時の焦りは無い方が絶対良いです。その場で解消出来ることは行ってみてください。

・仮想PCは超〜狭い画面

 会場では、デスクトップPCに17インチほどのディスプレイが用意されていました。
 試験は3部構成。その内、最初と最後の2部は、マークシートの記述問題。画面的には、スクロールは必要ですが回答に大きな支障はありませんでした。

 問題は、中間の部に当たる仮想PCを利用したTableauの実技問題です。
 画面のイメージは、次の様な感じでした。表示領域は狭いし、スクロール作業は必要だし、結構プレッシャーのある対応が迫られます。割り切っての対応が必要です。

モニタ上の仮想PC画面イメージ
モニタ中央部でその一部にしかTableauは表示されない

4)最後まで諦めないで

Tableau社 試験ガイドのWEBページに記載がありますが、試験(採点)結果は、試験終了後 48 時間以内に登録したメール宛に送付されてきます。これが正式な結果です。

 試験会場では、受験終了後 その場で試験結果を印刷物として手渡してもらえます。いわゆる速報値。
感触的に、試験対応は そこそこ 出来たかな、、あとは運に任せて という感じで試験終了し、印刷物を受領。

 受験に際しては いろいろと経緯があり、試験の申し込みをした日は、今年(5月末までで)最も円安が進んだ日。支払い完了後の受験費用の明細は、44千円を超えていました。
 諸事情あり、家族会議の末 受験をさせてもらっていました。試験終了後の帰りの電車はかみさんに申し訳ない思いがいっぱい。。
 その晩は、かみさんに ぺこり と頭を下げました。

 上述の通り、翌日朝にTableau社から登録したメール宛に連絡が3通。
 バッチがどうした、、との英文メールが入っていて、何があったか分からず Tableau社のユーザーページを見にいき Pass と書いてあったのを見て、狐につままれた状況が数日続いていた感じです。

 人生何があるか分かりません

 受験時の仮想PCトラブルで焦った時も思いましたが、兎も角 最後まで諦めずに進めることが大切だということを改めて実感しています。
 Do your Best !!

この点を、みなさんにお伝え出来ればと思い、また 諸先輩方のブログなどでお世話になった御礼を込め、本記事を書いた次第です。


次回は、具体的な問題を説明その次は、試験対策をご紹介したいと思います。

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