フレンチプレスでコーヒーを淹れてみた（手軽さについて）

以前読んだコチラの本に、フレンチプレスでコーヒーを淹れる方法が紹介されていた。

理由がわかればもっとおいしい! コーヒーを楽しむ教科書

フレンチプレスでコーヒーを淹れる方式は前から知っていたが、手軽であるという利点やコーヒーのオイルが入ることでペーパードリップとは味が変わるという点が気になって、フレンチプレスを購入してみた。

購入したのは以下のHARIOのフレンチプレスである。

HARIO(ハリオ) ハリオール・ブライトN コーヒー & ティー フレンチ プレス 2人用 300ml 日本製 THJN-2HSV

味については、まだペーパーと比較していないので良く分からないが、今回は「手軽さ」という点について感想を書いておこうと思う。

本当に手軽なのか？

フレンチプレス式がペーパードリップ式に比べて手軽なのは、以下が必要ないためである。

• 複数回に分けてお湯を入れること

• ペーパーを用意すること

コーヒーの粉を淹れた後、お湯を入れればよいだけなので、ペーパードリップ式に比べたら確かに手軽だった。

しかし、ひとつ見落としていた点があった。
それは、飲んだ後のコーヒーの粉の処理である。
ペーパードリップ式であれば、ペーパーに残った粉をペーパーごとゴミ箱に捨てれば良い。
フレンチプレス式では、フレンチプレスの容器に残ったコーヒーの粉を最後に流す必要がある。
この時、シンクに流すのではなく、三角コーナーのフィルターのようなものが必要になってくる。
そう言った意味では、ペーパドリップ式と同様に「ペーパーを用意する」という工程が「粉を捨てるためのフィルターを用意する」という工程に姿を変えて現れる。

調べてみると、世の中的には茶漉しや三角コーナー用のフィルターを使って解決しているようだ。
淹れるまでは圧倒的に楽だが、飲んだ後が少し面倒なのがフレンチプレス式だった。

まとめ

フレンチプレス式も少し手入れが必要であることがわかった。
ただ、ペーパードリップに比べると圧倒的に楽なので、コーヒー抽出の器具を一切持っていない人にはお勧めできると思った。
また、普段のペーパードリップと違った見た目的な綺麗さがあり、気分によってフレンチプレスで抽出するのは楽しそうだ。

今度そのような友人にフレンチプレスとコーヒーの粉をプレゼントしたいと思う。

味については違いがわかるほど比較できていないので、また別の記事にしたいと思う。