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マスコミが報道しない荒川決壊

最近荒川の決壊のことをマスコミが言い出したのですが、最近ほとんど触れられない事があります。
個人的にですが役所の建物の管理運営に関わっているのですが、その管理者に対して色々な講習会があります。その中で危機管理があるのです。
 中でも具体的なのは荒川が決壊した時のシュミレーションです。色々とマスコミでは言われていますが、講習会ではより具体的な内容になっています。それは……。

荒川が決壊する時にですが、実は決壊する場所は既に判明しています。それは荒川に架かる京成上野線の荒川橋梁の関屋側なのです(足立区側)ここは東側(堀切方面)より低く問題となっています。ここから決壊して水は北千住にすぐに到達します。
 そこの地下鉄千代田線の入り口から浸水して地下鉄の路線を一路霞が関に向かいます。千代田線は北千住から霞が関に向かって緩やかに下がっているので、霞が関にも水はすぐに到達します。ここの地下には政府の各省庁の機械類(コンピューターとか電源)が集中してあるので、そこに浸水します。つまり荒川が決壊してから30分ほどで日本の機能が麻痺してしまうのです。
 現在、京成も橋梁の移設や嵩上げの工事を進めていますが、その進み方は遅いです。
 マスコミは以前は少し報道しましたが、最近は全くこれを報道しなくなりました。やはり余りにも問題なので報道を控えているのでしょうか?

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