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朝日新聞に『助産師たちの夜が明ける』の映画評を寄稿

本日の朝日新聞夕刊に『助産師たちの夜が明ける』の映画評を寄稿しています。本当に良い映画なので、ぜひ足を運んでいただきたいです。

わたしが日本でしてほしいのは、年頃の子どもたちに避妊の必要性をきちんと教育することです。それと、ピルの選択肢を増やすこと。中絶についても教えてほしいし、当然男女ともに中三と高二くらいで、念押しで二度ほど特別授業をすべきと思っています。シングルマザーの貧困度もちゃんと教えて、女の子たちに軽い気持ちで「わたし一人で育てるからいい」と、簡単に決断をしてもいいか、その現実を見せてから考えてほしいと思います。

シングルマザーを取り扱ったドキュメンタリー番組で、父親なんて存在せず、単体で生殖したかのような語り口のものがとても多いですけど、ああいった演出もすごく良くない。社会全体が少子化で困っているなら、やり逃げした父親にも養育費の支払いを科すべきでは。女の矜持で「そんなものはいらん」という方も多いんでしょうが……。


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