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『冬時間のパリ』

観た感想はフランスも日本も出版業界おなじこと言ってんなあって感じ。あと早口っていうかめちゃくちゃ喋るよね。エスプリがまだあるからかなあ、知性的な会話と性的に奔放つうか。日本だとポストモダンの成れの果てがパワハラとセクハラなんでねぇ。

こないだも又吉さんが番組でお前みたいな文学モドキは三年で消えるって言った大学教授が三年後にセクハラで消えていくとかね。この作品では何回も何回も転換期という言葉が出てきてた。

最後の終わりかたはやればできるみたいな安直な感じがひどいけど、一応コメディ風だし仕方ないかなあ。世界中で同時多発に描かれてること、今の僕たちの問題だから噴出する。

『パラサイト 半地下の家族』観たら『万引き家族』浮かぶし、『アス』も同じ事を描いてるのを思い出す。断絶と格差、世界中で国は違えど起きている問題だから。転換期にポストトゥルースにグローバリズムにアルゴリズムに、環境問題になんもかんも押し寄せてきますね。

まずは東京オリンピック中止してもらって、都知事と現政権辞職させて、とか。こんだけ破壊されたら再生するしかないんだけど、革命は起きない国だから、どうすりゃあいいんでしょ。天皇家つう人身御供してるから彼らを解放しないと革命は起きないと思うけど、だから天皇小説って日本における革命におけるエトセトラを描くことなんじゃないかなあ。

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