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「スクール運営」のあれこれ。

こんにちは!
本日も備忘的に。

世の中、機械化やデジタル化、AI化が加速度的に進んでいますね。特にAIは今後、一気に広がっていきますね。

さて、そんな環境を前提にして。

弊社はスクールを運営しています。スクールとして、どの部分を「人の支援」として行うのかは重要な判断です。デジタルやAIに任せられる部分を任せてしまうのは経営としてはあたり前の判断ですが、その判断がめちゃ大事だと思います。

例えば、牛丼の吉野家さんはいまだに券売機を導入せず、人が注文を受けるようになっています。機会を導入するのは簡単なんですが、それを導入せずに人が行うのは「吉野家さん」の判断であり、ポリシーでしょう。同じく、スーパーでも、無人レジを導入するところもあれば、導入しないスーパーもあります。これも、各スーパーの判断です。

たしかに無人レジを導入すれば、レジ打ちをするコストは減り、人件費も減るでしょう。しかし、スーパーマーケットには「レジ打ち」ができる人材がいなくなります。単純にレジ打ち人材がいないということであれば、そんなに打撃はないかもしれません。しかし、レジでお客さんと接することがないと、お客さんと接する(サービスできる)人材も減っていくかもしれません。お客さんに正しいサービスができる人が減ってしまえば、そのスーパーにお客さんは来なくなってしまうかもしれません。そのような部分をトータルで考えて判断をすることが大切だと思います。

スクールビジネスでいうと、AI教材などの導入が進んでいます。学習をAIが教えるということは、現場に「教えることができる人」が減ることでもあります。学校現場も同じようなジレンマを抱えていますね。働き方改革でいろんなことを外注、機械化してしまうと、結局「現場の先生の力」が無くなります。まるで機械のように「魅力がない先生」が大量生産されていくことになります(これは、いまの学校現場の一面だと思います)。

さて、そんなジレンマどどう乗り越えていくのか。結局は「判断」を研ぎ澄ましていくしかないですね。そこが「勝負の分かれ道」だと思います。

本日は以上!

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