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いわきの老舗旅館「松柏館」と近隣居酒屋で最高の1日(2020年恐山&東北温泉旅行vol.4)

2020年10月に、恐山&東北の温泉をめぐる6日間の旅行をしました。

この投稿は、その5日目、宮城県白石市「最上屋旅館」を出発し、福島県いわき市「松柏館」という温泉旅館で宿泊した記録です。

これまでの投稿は、こちら。

それでは、振り返ってみたいと思います。

1)最上屋旅館、チェックアウト

朝は7:30に昨夜宿泊した最上屋旅館で朝食をとり、旅の疲れもあったので、。その後少し眠って9:20頃チェックアウトをしました。

土湯温泉へ向かおうと思っていましたが、ガソリンが足りなくなり、途中で引き返すことに。

というわけで、土湯温泉を諦め、そのままいわき市の松柏館へ向かうことにしました。

2)松柏館、到着

画像:公式サイト

松柏館の創業は300年以上昔。

江戸時代末期には本陣を努め、諸大名の宿場として親しまれてきた松柏館からは、格式・伝統が感じられます。

▼客室

今回の私の東北温泉旅行のなかでも、随一の格式を誇る松柏館。夫と二人だけで宿泊なのにも関わらず、客室は、この広さでびっくりでした。

▼賑わう街路

この写真は、フロントに飾られた、昭和30年代頃の松柏館の前の通りの様子です。

商店街が広がり、たくさんの人が行き来をしていて、とても活気がありますね。

松柏館が様々な歴史とともに歩んできたことが分かる良い写真だと思いました。

居酒屋へ

松柏館でのチェックインを済ませ、早速、町へ出歩きます。
1軒目のお店はこちら。

4)お食事処 かわさき

お食事処かわさきは、松柏館から徒歩2分の食事処。
「酒にうるさい店主」が利き酒のメニューを提供している、との事前で行ってみました!

▼利き酒セット1000円

こんな感じで、三種の日本酒と、おつまみがついてきました。
特に右側の玉ねぎが酒に合う合う…!!

▼三種のお酒の銘柄はこちら

銘柄は左から、
・會州一(福島県会津若松市)
・うまからまんさく(秋田県横手市)
・ん(青森県弘前市)
でした。

▼メニュー表

かわさきは、ラーメン、うどん、そば、丼もの、定食…と、食事処として、幅広いメニューを扱っているようですが、お酒の飲み比べが今回のメインなので、つまみメニューを注文させていただきました。

こちらです。

▼ギョウザ(450円)

大きめの焼き餃子でした!

中身はやや野菜が多く肉が少なく感じましたが、満足感のある一品でした。

5)食事処 おかめ

そのままの流れでもう一軒。
今度は、湯本駅徒歩1分の「おかめ」というお店。

このお店の看板メニューがこちら!

▼ちょい飲みセット(1,000円)

飲み物一杯に、
・刺し身
・お新香
・ハムカツ
・キャベツ千切り
・枝豆
が盛りだくさん!

1000円でこれは安い!と思いました。

他の方の口コミを見ていると、他のメニューの単価はやや高めなようですが、そのぶん一品一品のボリュームが多いようです。

▼お金のコレクション

店内には、お金のコレクションや、様々な有名人が来店した際のサインなど、いろんなものが雑多に置かれていたりする雰囲気もまた、良いなと思いました。

6)やきとり十八番 湯本店

かわさきとおかめに行ったあと少し休憩して、夜はやきとり十八番へ。

やきとり十八番は、いわきのローカルチェーンだそうで、中は若いスタッフたちが元気に働いていました。

注文品は全部は撮影していませんが、

▼やきとり(たれ)盛り合わせ(550円)

▼おにぎり(290円)

が美味しくて、印象に残りました。

7)松柏館の温泉

いわき湯本、松柏館の温泉は、約60度の硫黄泉です。

第十一代景行天皇の世に見出されたというこのいで湯は、婦人病、神経痛、皮膚病などによく効くといわれているそうです。

全く加水することなく、職人の長年の勘によって湯加減を見極めているのはさすが老舗旅館、というところです。

▼男湯からは朝日が見える

松柏館の温泉は、男女ともに広い窓からいわきの町並みが拝めますが、目玉は、男湯から見える日の光。

公式サイトでは、


おすすめは、まだ開けやらぬ早朝です。
青く染まった湯本の街並みを眼下に、 ひっそりと湯に浴します。
すると、間近に臨む山々の稜線を真っ赤に染めて、 その日一番のまぶしい朝日が…。
格別の湯に浴し、格別の朝日に浴す。
これもまた当館ならではの贅沢です。

と紹介されています。

残念ながら私は女湯にしか入れないので、朝日の見える温泉を体感することはできませんでしたが、お湯自体はまろやかで柔らかく、ゆっくりじわじわ温まるタイプの温泉でした。

8)まとめ

これで、恐山&東北温泉旅行の5日目の記録が終わるとともに、翌日は帰宅するだけなので、今回のテーマの執筆も最後となります。

恐山も、どの町も、温泉も、印象的で、温泉に癒やされる毎日でした。

温泉旅館への宿泊は、草津温泉に住むようになってから始めた趣味ですが、比較することで、草津の良さを再発見したり、その土地土地の良さも見えてきたりして、面白いです。

しばらくは海外旅行にも行きづらいので、今こそ国内旅行、温泉旅行を楽しみたいと思います!
では!

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