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WEEK32【資産運用スキル】株に関しての基本的な指標

■まずは3つの情報をつかめ

市場・・・その市場は今後伸びる?それとも縮小?

例)スマホ市場の台頭により、デジカメ市場は衰退。ストリーミング市場の拡大により、CDの売り上げ衰退。

行動・・・その市場獲得のため、その企業はどんな行動(事業・投資)をやっているかどうか?

数字・・・その行動を数値化したときに伸びしろはあるか?

~考え方の例(思考回路)~

今後動画市場は伸びそうな感じだな、5Gもあるし。→株式会社Aが動画広告事業を始めるそうだ!→市場としては伸びしろがあるが、競合も多そうだな。→あれ?A社は本業の事業も悪い、純資産も流動資産も少ないしどうやって戦う気だ!?→ああ、でも投資活動CFが大きくプラスだから売却に成功してるんだ、それを回すんだな!って感じで考えます。

■株の5つの指標を覚えよう

株が上がる下がるの勝率を上げるにはまずは指標を覚えましょう。

①EPS(earning per share)・・・1株当たりの純利益

会社が生み出す「利益」に対して、今の株価は買い時なのかどうか。

純利益が1000万円。発行済み株式数が10万株とすると・・

EPS = 1000万円÷10万株=100円   1株当たり100円の純利益!

そのうえで配当金はいくらかどうか?

100円ー配当金は会社に残すお金となる。

②PER(price earning ratio)・・・株価収益率

期待と実績の差を表している数字。日本企業の平均は大体15倍程度

PERが低い→割安、PERが高い→割高と考えましょう。

EPS=100円、今の株価2,000円 → PER=20倍

③BPS(bookvalue per share)・・・1株当たりの純資産

1株当たりの純資産。高い企業=安定性が高い企業と言える。

④PBR(price book value ratio)・・・資産対株価の正当性指標

株価の正当性を測る指標。PBR1倍以下は買い時!しかしPBR1倍以下でも赤字企業等があるので要注意!財務、市場に問題がなければ全力投資!

⑤ROE(return on equity)・・・自己資本利益率

俺の投資をどんだけ有効に活用して、利益あげたんや?率

ROE= 当期純利益 ÷ 株主資本

■最後に重要なこと

まずは儲かる会社を見つけるよりも、リスクが無いかどうかをまずチェックしましょう。自己資本比率が50%以上は倒産リスク少(不動業界は10%)です。自己資本比率が50%以上に投資すべきです。以上!

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