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Voltに振り回された話

久しぶりに文章でも書こうかという気になりました。

先に結論から言うと、暗号資産のウォレット(財布)サービスの会社に詐欺られて(追記をご確認ください)暗号資産を全部持っていかれちゃった(かもしれない)という話です。

個人的にBitcoinSVという暗号資産に期待を寄せていて密かに購入していました。このBSVという暗号資産がどういうものかについては、こちらの記事などを参考にしてもらえればわかりやすいのではないかと思います。

それを僕も購入していて、購入総額としてはざっと160万円くらいでしたかね。

で、その後どうなっていたかというと、価格が下がり続け、購入時のおよそ半額程度にまで資産価値は下がっていました。

coingeckoより転載

買ったのはちょうど一年前なので上のグラフでいう左端です。右端が現在。


ご覧の状況なので、もはや値段を見ることもなく放置していたのですが、つい先程、そういえばと思ってウォレットを何気なく見に行ったところ、サーバーエラーでつながりません。

発行元のツイッターアカウントを見ると、1月末あたりにこんなことをツイートしてました。


6ヶ月期間を与えるから資産を移動しておいてね、ということのようですが、ぶら下がるリプライを見るに、それよりもっと早くサーバーアクセスができなくなっていたようです。

一応サポートのメールアドレスなども記載されているようですが、他の人のリプなどを見てもまともな返事はもらえてないようです。


つまり、絶望的な状況なのだろうなと思っています。

で、今の僕なんですが、まあ割と冷静です。こんな文章書いてられるくらいには冷静です。

一つは、もう既に半額以下に下がってしかも当面はまだ下がるかもしれないトレンドにいて、そもそも関心が薄まっていた、というのがあります。


あともう一つは、勉強代として仕方ないなという気になっている、というとこでしょうか。


そもそもアプリウォレットを選択した理由が、取引所などの口座は外部からのアタックや取引所企業自体の破綻などがあるから怖い、という理由で避け、物理ウォレットは管理が面倒くさい、という理由で避け、アプリウォレットはその中間くらいなのでいいかなという安易な消去法で選んだので、会社が飛んじゃうとか、アクセスできなくなる、という普通にありえるリスクを全く考慮していなかった自分が悪いという気になっているんですね。

ざっと80万くらいは持っていかれたことになりますが、案外平気です。


コロナショックのときに株価が暴落して慌てて底値で売ってリバウンドしてから買い戻すという最悪のムーブによって同じく数十万損しましたが、その時のほうがよほどショックが大きかったです。


今回、出金できないのに気づいたのは今ですが、失敗したのは今ではなくそもそもずっと前の時点で失敗していたということが明らかで、もはや気にしてもしょうがない、という心境です。


さっさと気持ちを切り替えて次に行きます。


で、これに懲りてBSVをもう諦めるかというと、全然そんなことはなく、むしろこれから底値で拾って今後に備えたいなとすら思っています。


ただしホットウォレット、テメーはだめだ。今度は安心の物理ウォレットでガッチリ資産を守りたいと思います。


というわけで、金融界隈、暗号資産界隈はまだまだ激動の時期が続きそうですが、なんとかこの荒波を乗り越えていきたいもんですね。

追記
我が相棒のChatGPTくんに試しに相談してみましたが、そりゃそうだけど・・・という回答をいただきました。

追記(4/10)
記事投稿当初、Voltサーバーに繋がらず運営ともコンタクトが取れずの状態であったため、詐欺にあったのでは?というタイトルでしたが、その後とりあえず一旦サーバーが復旧してサービスが利用できるようになりました。

なので、Volt運営の名誉のために、詐欺等の行為ではなかったことをあらためて明記させていただきます。

コメントでアドバイスいただいた陽一さん、しちゃうおじさんさん、本当にありがとうございました。

今回は一旦HandcashにBSVを避難するという緊急対応を行いましたが、物理ウォレット、アプリウォレットについて引き続き精査して今後の対応を決めていきたいと思います。


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