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初めてのEC販売にたどり着くまで2

こんにちは。manamint です。酒の場でも一緒に盛り上がれる飲み物として、ミントシロップを炭酸で割ったドリンクを不定期に販売しています。現在、PARCOのECサイトでシロップを期間限定で販売中です。

クラフト系の(特に食品系)の販売を考えている方のヒントになればいいなと思ってツラツラ、徒然なるままにシタタメようとする日記第二弾です。

第一弾はこちら

●入れ物を考える

イベントでドリンク提供していた時は、会場のグラスやテイクアウトの包材を使用していたので、パッケージというよりは生のミントを入れたり、色をグラデーションにしたりとドリンク自体の見た目に気を付けていました。

シロップを販売となったときに「やだ!もうわからん!」と、一番迷ったのが入れ物をどうするかです。
まずは素材から。瓶?プラ?パウチ?等など、、。
その当時はスーパーに行くと商品が全部サンプルに見えました。
ほぅ。。こんなパッケージの仕方もあるのか、、なんて。
当時はOEMが見つかるかもわからなかったので、衛生的な処理をしやすい瓶に決定。

●何が正解?何がベスト??今でも不安
瓶にすると決定して、じゃあどんな形の瓶がいいかしら?と色々妄想しつつ瓶の販売サイトを見に行くと、たくさんあるんですよね瓶の形って(当たり前)

容量や液漏れしない蓋など、ある程度条件を決めてみると、少しは絞られますが、種類が多いので、いろんなものに目移り。
最初はオリジナリティを大事にしようと、丸い電球のような形の瓶を取り寄せてみたりしました。(瓶自体が重くて諦めました)
イメージに近い感じのものをアリババで見つけて、注文しようとしたら、最小ロット数が1000個で冷や汗書いたり。もぅ色々なサイトを見て「なんでもいい!」と心が折れかけました。
色々なものを見すぎてわからなくなってくるあの状態です。

結局、液だれをしない首が長い国産の瓶にしました。シロップを瓶から出すときの「トクトクトク、、」と音がするのが気に入っています。
でも正直ずーっと悩んでいました。
クラフト系のドリンクの瓶だと、クラフトでコーラをされている方々が使っている平べったい瓶が主流なのかなと思っています。
 こちらはOEMをしていただいているCOLANDさんのコーラ。こちらも平べったい瓶のタイプ。

manamintもただ陳列されて売っているだけだと、得体の知れない商品だなって思うんです。これ何に使うのって?
だから、同じ瓶の形にして飲み物の原液であることを視覚的に共通化させたほうがいいのかぁ。と。形状的にかさばらないから発送の梱包もしやすいんじゃないかと思います。

ラベルにもクラフトハッカシロップと入れてもらったし、若干得体の知れない感も楽しみたいと思い始めて、こちらの形にしました。正解がないので、可愛いなど声をいただける度に嬉しくなります。

●ラベルや箱づくり
商品を作ったことがある方は薄々感じているのではないでしょうか?
瓶の段階からパッケージデザインをされている方に相談しながらつくったほうがよかったのでは?って。

私もそう思います。
ねー。本当。そうなんですよね。

対面でのドリンクの販売をメインで考えていたこと(コニュにケーションツールとして考えていたこと)があり、シロップ販売も臨時と考えていたので、自分でやれる範囲でテスト的に、、と始めてしまって。

そんな中、ちゃんとやった方がいいよ。と声をかけていただき、助けてくれたのがラベルを作っていただいたデザイナーさん。お仕事関係で仲良くさせていただいます。
ふわっとした注文にも対応していただき、素敵なラベルを作っていただき、販売できる商品の見た目になりました。お名前を出していいのかお伺いしていないので、気になる方は連絡をください。

箱はオリジナルで作りました。せっかくPARCOさんのECで出すのであれば、デザインにもこだわりたく、届いたときにワクワクする箱にしたいと箱を探しましたが、どうしても既存のものでサイズが合わなかったためです。実際の瓶を提出し、イメージを伝え作成いただきました。

あとは一括表示。商品の裏に原材料やカロリーが書いてあるあれです。管理栄養士でもあり、食品表示知識がある方にご協力いただき作成しました。
こちらの方もフリーで動かれているので、気になる方はご連絡ください。

本当に周りの方々に助けられております。
出世払いと手伝ってくださった方もいて、、資金面でもちゃんと調達してから始めればよかったとも思いました。
ゆるゆる始めると、誰かに甘えすぎることになるからよくない。これ教訓。
お返しがきちんとできるように、頑張っていこうと思っています。
そのためにも、助成金など、資金調達もこれからしっかりしていこうと思っているので詳しい方教えていただけたら嬉しいです。

●PARCOさんからのお声がけの経緯
お声がけがあったからこそ商品を本腰&スピードアップして作ることができたのでPARCOさんには感謝しかありません。

お声がけがあった経緯は、PARCOさんが運営するコワーキングスペースに入居したことからで、私自身も思いがけないことでした。

●なぜシェアキッチンではなくコワーキングスペースに入居したのか
初めは販売についての情報収集もできそうなシェアキッチン付きのコワーキングスペースを探していたのですが、なかなか条件に合うところが見つけられずでした。製造ができなくてもイベントができるミニキッチン付きで探して、ふらっと立ち寄ったのがskiimaさんでした。

住所登録もできると聞き活動の拠点が欲しかったため入居を決定。manamintの活動を話すと興味を持ってお話を聞いていただき、今回のEC販売にもつながりました。

skiimaさんには様々な職の方がいらっしゃり、食関係のメンバーが少ないからこそ、活動を面白いと感じていただいていると思いますし、私も違う職種の方とお話が出来て刺激や商品企画のヒントをいただいています。

●EC販売は1月31日まで
もうすぐでEC販売は終了します。次は北海道でのpopupや、イベント内でメニューとして使いたいとお声を頂いております。
ありがとうございます。
そして、まだまだお声がけお待ちしております。
私も何か企てなければ。コロナさん。君は早く落ち着いたらいいんじゃないかと思うよ。
落ち着いたら、銭湯やサウナ後にmanamintを振舞ってぶはーとするプハー会したいなぁ。なんて思っています。

●EC販売で気付いたこと
はじめてのEC販売での最初のお客様は、小学校の同級生でした。
SNSでつながってはいるものの、普段連絡をとっていない関係。注文連絡を見て遠くから応援してもらっていることを知りとても嬉しく頑張ろうと思いました。
他にも購入してくれたことがきっかけで連絡を取り合うようになった方も。
直接商品を説明できる対面販売に重きを置いていましたが、距離や時間を気にすることなく想いを届けられるんだと、当たり前と言えば当たり前のECの利点を改めて実感しました。

EC販売は、1月31日まで。
最後までしっかり販売していきます。

いただいたサポートは、いつか皆さんと乾杯するための、ノンアル造りの資金として使わせていただきます。