スターバックスでの素敵な出来事

こんにちは。

まなみんです。

先日、スターバックスで働いていた時に起きた、素敵な2つの出来事を紹介します。

まず、1つ目。

私の店舗に1本の電話がかかってきました。

そのお客様は店長と話したいということ。

私は、クレームか何かか？！と思い、耳を傾けていました。

聞いているとどうやら、明日、17日から発売が始まるバレンタインのグッズについて尋ねているよう。

余談ですが、私たちはあらかじめ、次の次くらいのプロモーションの詳細を知ることができます。

そのお客様は一つ一つのタンブラーがどのようなデザインなのか、店長に尋ねていました。そして、店長は一つ一つ丁寧に答えていました。

私はそれを聞きながら、

うわー、面倒な客だなー

と、思っていました。本当に長く話されていた。

よほどのスタバファンで、私たちから情報を得ようとしているスタバを題材にしているライターとかかな、と考察していました。

やっと、長い会話が終わり、店長にどんな方だったのか尋ねてみると、

目が見えないお客様だよ

と、答えが返ってきました。

私はハッとしました。そして、どうして目が見えないのにそんなに詳しく中身が知りたかったのだろうと思いました。

そこで、詳しく話を聞いてみると.......

昨年、そのお客様は別の店舗でタンブラーを買われたのだそう。その時もパートナーにどんな柄なのか尋ねて、タンブラーを決めたらしい。

けれど、家に帰って娘さんに見せると、説明されたのと全く違った柄だったのだそう。それをきいて私はショックを受けました。なぜ、そんな接客をパートナーがしてしまったのか.......。本当に、同じパートナーとして申し訳ないです。

そして、今年はそんな過ちをしないためにあらかじめ買うものを決めておきたかったのか、電話するという行動に出たのだと思います。

私の店舗にかかってきたときにはじめに出たのが店長。そして、店長の説明が分かりやすかったから今回も店長に説明を頼んだのだそう。

「目が見えない」ということは、誰かにスタバに連れてきてもらわないといけない。
それだけではなく、他にも様々な苦難があるでしょう。そして、目が見えなくても気に入ったものを使いたい。その気持ちは私もわかる気がします。私もタンブラーをいくつか持ち、気分で使い分けます。
パートナーに「それいいね！」と言われるととても嬉しいです。きっと、そのお客様も、家族や友人からタンブラーをほめて貰えると幸せな気分になるでしょう。

そのお手伝いができた、私の店長を誇らしく思います。明日、そのお客様が幸せな気分になってくれると私も幸せです。

次に、2つ目。

私の店舗にはブラックエプロンをもった先輩がいます。

先日、その先輩がお店でコーヒーセミナーをするということで、私もお手伝いすることになっていたのですが、人数の関係上、出来なくなってしまいました。

その先輩は今年度から社会人に。今日、16日で私の店舗を退職することが決まっていました。

だから、この前セミナーに参加できなかったお詫びに、私にだけのセミナーをひらいてくれたんです。

私も、自分でコーヒーをいれますが、やはり、ブラックエプロンの方がやるコーヒーの入れ方はキレイでした。

最後にわざわざ私のためにコーヒーをいれてくれた。

とっても、美味しい1杯でした。ちなみに、私の一番好きな豆である、カフェベロナをいれてくださいました。本当に感謝です。

1杯のコーヒー。だれかを想っていれるコーヒーは格別なものだと改めて感じました。

今、私は病気の関係上、レジがメインで、バーに入ることがほとんどありません。

それでも、みんなにどんなに遅れをとっていたとしても。

コーヒーに対する情熱だけは、誰にも負けたくない。と改めて感じることができました。

絶対に、ブラックエプロンをとる。そして、コーヒーの素晴らしさをたくさんの人に伝えていく。

それが、私がスターバックスで働く意義だと思います。

これからも、大変なことは沢山あると思いますが、

この、スターバックスで。この、店舗で。

もっと成長したいと感じた1日でした。

それでは、今回はここまで。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。