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小さくはじめてみる?

「誰かに伝わる文章を書きたい」
そう思ったことは何度もあるけど、それっぽく書くって簡単そうでなかなか難しい。自分らしく、そのままの私を文章で表現するっていうのはもっと難しい。

あるとき、「note書こうよ」と提案してくれた人がいた。その人は、メルマガ文章を書く仕事をやり始めたり、文章を書くチャンスが舞い込んだ時に飛び込む人だった。
なるほど、こうやって始めるのか。
いつもなら「どうせ書いてもな…」の気持ちが勝ってしまうけど、壮大な文章を書こうとせずにちょっと書いてみるくらいやっても良いかも。

服を作るアパレルデザイナーさんやイラストをかくクリエーターさん、文章をかくライターさん。そういうクリエイティブな仕事をしている人への憧れがずっとあった。だからこそ、周りにはそういう友人が多くいてずっと羨ましく思っていた。別に一緒にいるからといって自分にクリエティブな才能が舞い降りるなんて、そんなことは思っていないけれど、なんだかそういう人は魅力的に見えて、つい仲良くなっていることが多かった。

でも、「ちょっと絵描いて」とか「手書き文字を書いて」と言われたとき、「上手じゃないから〜」と断り続けてきた。それでも文章や手紙を書く機会があったときは「あんまり得意ではないから拙い文章かもしれないけど・・・」と、予防線を張ってなんとか乗り切る。それが私にとって、いちばんラクな道だったから、そうしてきたんだと思う。

だけど最近ふと、「自分は文章をうまく書けない」っていうその考え方が、上手く書く可能性を断っているんじゃないかなって思い始めて。
そう思ったら、負けず嫌いな私が顔を出して、やってみようかな!という方向に気持ちが少し傾く気がする。

そしてきっと、それは他のことにも通じる。
クリエイティブ領域のことに関して何か自信がないのは、きっとそれを自分の世界の中にとどめてしまっていたから。いくら勉強をしたり資格を取ったりしても自信がなくて、なんとなく手触り感がないから外に出してこなかったものは、今までもたくさんあった。ちょっとやろうとしては引っ込めてしまう繰り返しを、noteを書いて公開していくことで何か変えられるのかも。

そこまで思えたら、書いてみる理由が揃った。
今の気持ちを忘れないうちに、まずは小さくはじめてみる。
うまくいかないかもしれないし、すぐやめちゃうかもしれないけど。笑



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