功遂げて身退くは、天の道なり。

《功遂身退、天之道》

最近立て続けに
「引き際」について考えることが。

お酒飲みながらもなんやかんや
熱苦しく話した気がするけれど

人生最後の仕事を
どう終えるか、どう終えたいのか。

まだ若いわたしたちは
その瞬間は想像つかないけど

もしかしたら誰かのその最後に
立ち会っているのかもしれない。

近頃そんなことを
そこはかとなく、考えている。

 
生きてきた時代の価値観が
全く違っていることもある。

正しいと思うやり方が
当然違っていることもある。

働かなければいけない
様々な事情や背景もあるだろう。

労働年齢が長くなれば
立場が逆転することもある。

時に、抗いようのない老いに
引導を渡さねばならないこともある。

そんな時、どうしたらいいのだろう。

 
そしてまた、立ち戻る。

わたしだったら
どう最後を終えたいだろう。

自ら進退を決められる
そんな仕事をしていたい。

そんな生き方を目指そうか。

そして知った、この言葉。

 
『功遂身退、天之道』

功遂げて身退くは、天の道なり。

自らのやるべき事をやり遂げたならば
さっさと身を退け引退するのが天の道というものだ。

 
さて、今日も
その日を迎えるための一日を。

ときどきアンニュイ

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