【書くラジオ】#8 自力で見つけた神様


スピッツは神様、と言うファンの姿をよく見る気がする。

今日、Mステにスピッツが出演していて、スピッツの大ファンだと言う上白石萌歌ちゃんがそう言っていた。(萌歌ちゃん、とても可愛かった…!)VTRで出演していたあいみょんも、前にそう言っていた気がする。同じテレ朝局内や同じ画面の中にこそいられないけれど、私も本気でそう思う。スピッツは神様。

「神様」という言葉辞書で調べてみると、「1.神を敬って言う語」、そして「2.ある専門分野について、特にすぐれた知識・才能・技術を持った人」という2つの意味が出てきた。どちらも正しい。でも、スピッツを指して神様と言う時には、いつも1の意味の方が圧倒的に強い気がする。そう、「二人で見つけよう 神様」(運命の人)の神様。

では、なぜ神様か?
それは、色んな景色をスピッツに見せてもらったから、じゃないかと私は思う。

「冷えた僕の手が君の首すじに噛みついてはじけた朝」(青い車)も、
「目覚めてすぐのコウモリが飛びはじめる夕暮れ」(涙がキラリ⭐︎)も、スピッツがいなければ私は多分知らなかった。

「寂しい夜が終わるまでここにいたいよ」(猫になりたい)と、
「紫の夜を越えていこう」(紫の夜を越えて)。
2種類の夜と、そこに生まれた相反する感情を、教えて、認めてくれたのもスピッツだった。

スピッツに出会って、私の世界はきっと変わった。世界というのが大袈裟ならば、視界でも捉え方でも良い。だから、神様。なんじゃないかな。

こんなに神様神様と連呼したけれど、私はただの大ファンである。
本人たちを目の前にしたら、緊張してガチガチになって、「大ファンです」とすら言えない気がする。

だからこうして書いている。「書くラジオ」って、なんて便利なコトバだろう!笑 そんなことを思いながら。


#書くラジオ

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