自分を、人を、大切に生きる。
22さいの大学四年生のころになって、ようやく少しずつだけど、自分の気持ちを大切にして物事を選べるようになった。
私にとっての大きなきっかけになったのは大学生活中でいろんな生き方をみつけられたこと、自分の人生を楽しみって言ってくれる大切な友達が近くにいることに気付けたこと。
それまでは、自分を否定することの繰り返しで、人の目があるときはずっと胸に何かが仕えているような感覚で過ごしていたように思う。苦しいってことさえも、その時の自分は気付けなかった。
家ではふつうはこうだからって押し付けられることが、傷つくのが嫌だったから、何年も無意識に感情を使わないように過ごしていたし、高校生のころにもう限界だって思ったときに一度だけ保健室に行ったときには、そんないい子にしてなくていいんだよって言われたこともあった。
自分を守るために、そのときは自分の感情を閉じ込めることが必要なことだったのかもしれない。でもその時はそんな嘘で偽っているような自分が嫌で、(モヤモヤした感情をどうにかしたくて、)それを変える方法を探したくて、いろんな生き方、考え方に触れた今なら、目にするもの、耳に入れるもの、一緒にいる人も、自分次第で選んで、心地よい環境に自分を連れて行くことができるってことも知っている。
大切にしたい友達や周りの人、自分の気持ちさえ見失わなければ、何回も戻ったとしても、きっとなんとかなる、大丈夫って思えてる。
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感情をコントロールできたらいいのになぁってずっと悩んでいた時期があった。
こう思えたらいいのにって思う自分がいる一方で、実際はそう感じれない。辛かったり苦しかったりする自分は無視してポジティブな考えを無理やり押しつけていただけだったから、余計につらいに決まってる。本もたくさん読んでこう考えるのがいいって頭では分かっているのに、実際には自分を否定する癖からなかなか抜け出せない。
感情って、なんてやっかいものなんだろうって、コントロールできたらいいのにってたまらない気持ちになった。
悩んでいたある時、感情は自然に自分から湧き出てくるものだって当たり前のことに気がついた。
そのことに気づいてからもなかなか否定する癖からは抜け出せなかったけど、それでも少しだけ今自分が感じていることを意識するようになったら、心地よくいられる時間が増えた。今自分はこう感じているんだなって。否定する前にいったん、間をつくって自分の感情を味わってみる。そうしたら無理やりじゃなくて自然と自分や人を大切にできる瞬間ができた。今もできないことの方が多くて、その途中だけど、その時間をたくさん積み重ねて生きていきたいって思った。
そうして、自分を大切にしていった先に、そこから周りへ伝わるものが、良いものだったらいいなって思う。自分の人生を楽しみって言ってくれる人に、良いものが伝わってほしいと思う。いつでも堂々としていられる自分がいいって思う。
まずは自分を大切にすること、そのことがどんなに大切なことかって、感じているから、なるべく人を否定することはしたくない。
自分の思いを口に出して伝えることはまだまだ苦手なことだけど、
いつかは自分を大切にするきっかけを
どこかの誰かがつくったモノや空間やことばを通して私が今までたくさんもらったものがあったように、自分の気持ちを大切にしようって思えたように
そんなきっかけを、物や空間や自分のことば、やってきたことを通してつくれたらなと。ぼんやり考えています。
今は目の前のやることに必死で余裕がなくなることも多いけれど、その経験も大切に、これからやってみたいことも捨てずに、自分と向き合ったり何回も戻ったりしながら、焦らずに進んでいけたら。
去年は、留学もして、自分のやりたいに素直になって、たくさん叶える年にしようって思っていて、それは残念ながらできなくなってしまったけれど、
今はまた違う形でできることを探してみたり、こうやって発信することにもチャレンジしてみたい。
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また、発信できたらと思っているので気が向いたらのぞきにきてくれたらうれしいです。
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