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【加賀温泉郷/山中温泉】ゆーゆー館が今月で閉館

石川県の山中温泉という秘境があるのですが、最近この場所でよくワーケーションに行きます。場所は加賀市の南部、山代温泉、別所温泉を抜けた先にあります。

ここは地名通り、山の中にあるような秘境ですが、1300年もの歴史のある観光地のようでした。山中温泉菊の湯は、温泉番付で横綱を受賞しているほどの名湯です。日本一素晴らしい温泉ということであり、松尾芭蕉も愛した温泉でもあります。
また、山中塗、九谷焼の発祥の地でもあります。

そのような歴史のある場所で、不便な場所にあるということで、食べ物はとんでもなく美味しく、街並みは風情あり、あやとり橋を渡った遊歩道はまさに精霊が出てきそうな神秘の世界に引き込まれます。それが山中温泉です。

【山中温泉】こおろぎ橋~あやとり橋の遊歩道
【山中温泉】こおろぎ橋~あやとり橋の遊歩道から見た岩場

ゆーゆー館が2023年3月末に閉館するそうです。

前置きが長くなりましたが、そんな山中温泉にあるゆーゆー館が今月末に閉館するそうです。

加賀市に移住して1年程度ですが、この施設は家族で何度もお世話になりました。大雪の日のゆーゆー館の露天風呂は最高でした。私自身の閉館の知らせを聞いた時、大変ショックでした。元々、地元に住んでらっしゃった方は、相当な落胆なのではないでしょうか?
衰退国家である日本では、もう地方の素晴らしいサービスは消える運命なのか、と感じましたね。

ゆーゆー館隣接の道の駅 月明かりが神秘すぎでした。ここも今月末で閉鎖です。

実は菊の湯の経営も非常に危ないそう

さて、日本温泉番付で横綱である菊の湯の経営も非常に危ないそう。なんとかまだ閉館の知らせはないので、持ち堪えている感じです。

なんとか間に合った。ここは気づいてよかった。東京でIT企業を立ち上げ、フルリモートなので、移住してきた加賀温泉郷。その中で最高のこの温泉街は守るべき観光地であるので、これから全力で山中温泉の施設・自然を利用していこうと思います。

行動しないとわからない

さて、東京で仕事をしていた頃、地方の財政は赤字、危機的状況、中国人に成り売りしているというニュースが流れているので、地方が危ないんだなということは知っています。都会の方が便利だし、仕事あるし、安定だし、教育も整っているし、と言って、都心に住む人が大勢います。なので、東京だけうまく回っていればいいや、とさえ思っていました。

ただ、都会にいる人は、大多数が、会社の愚痴を言い、満足しない給料、馬鹿たかい税金を愚痴り、不健康そうな作り置きの格安外食品を無表情で食べています(当時の私は"うまい"か"まずい"かではなく、ガソリンを注入している感覚で食事してました)。教育といってもコンクリートの施設の中に監禁され5教科だか7科目だかをひたすら机の上だけでガリガリ頭に詰め込む教育。これだから社会に出て理不尽なことも頭に詰め込むだけなんんじゃないかと。

まだまだ愚痴りたいところは沢山ありますが、本題ではないので、また次で。

私は加賀市に移住してきてよかったと思っています。山中温泉という素晴らしい場所を知りませんでした。そしてそこが残すべき場所なのか、潰れて然るべき場所なのか。これは行動しなければわからないことでした。この山中温泉は後世のために、残すべき場所だと思います。

そしてせっかく気づいたのですから、次は行動に移します。
また次の記事で!ご視聴ありがとうございました。


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