「 ごはんをつくる 」がわからなくなったよ
ひとり暮らしで自炊というものを始めてまるっと7年。
結婚して主婦になって約1年半。
ごはんをつくるお仕事を始めて1年ちょっと。
お料理自体はけっこう好きな方だと思っているし、料理をすること自体ストレス解消にもなっていた。だけど、ここにきてこの数日間。
なんかごはんつくるのつかれた
主婦だといっても、夫の仕事のスケジュール上朝ごはんとお昼ごはんはそれぞれで、家庭内では実質夜ごはんだけ作ればいい。共働きと言えども私はパートタイマー。3食作ってて朝早く起きてお弁当も作って…という過酷なルーティンを持つ世の主婦と主夫さんに比べれば、回数にすると私はまったくごはんを作ってない方だし、家事をする時間も余裕がある方だと思う。
でも
ごはんつくるの、かんがえるのつかれた
これは残念ながら私の中で芽生えてしまった、感情であり事実なのだ。
そこでさっそく昨日夫にその話をしてみた。
その日の献立は、サバの塩焼き・前日の高野豆腐の残り・白和えを失敗し卵とじにリメイクした前日の残りもの・お味噌汁・しろごはん。
私「はぁ。ごはんつくるのなんか疲れちゃったよ」
夫「え、どうしたの?」
私「なんか最近おもしろくないんよね。ごはんつくるの。ていうかごはんつくるのって難しくない?!昨日も白和え失敗して、、そもそも豆腐は醤油かけるだけで美味しいはずのに。手を加えたら美味しくなくなるなんて、、悲しすぎる。笑」
夫「(笑いながら)あー。でもわかるよ。俺なんて、もう今は本当にまったくわからんくなっとるし。笑」(旦那は7年間イタリアン、2年間和食で料理人を昔しており、今はまったく違う業種にいる)
私「もうさ、複雑な味つけとかさ。よくない?素材に塩かけてさ、醤油かポン酢かけるだけで、いいよね?」
夫「あはは。俺も昔は『俺のしてることって素材の味を殺してるんやないか?』と思ったことよくあるよ。和食時代の時、カウンターのお客さんにお刺身オーダーされて出したら『あー、やっぱり魚は刺身が一番、うまい!!』って言われた時には、…あぁ、そらそうやわな。と思ったよ。」
私「たしかになー。本当にそうだよね。もう、明日から《 焼く 》ことだけに集中してみるわ!縄文時代、弥生時代の頃はさそうやって食べていたはずよね!その頃を思い出して、さ!」
夫「いいと思うよ!」
あぁ。書けば書くほど、私の夫はとても優しい。この場を借りてありがとう。あなたに美味しい!と思ってもらえるものを食べてもらいたい!( 自分もおいしいもの食べたいし、ストレスなくごはんづくりをしたい! )
今日からさっそくひとつのおかずに集中して、素材だけを『焼く』だけの一汁一菜にしてみようと思う
本日は餃子とかきたま汁に決めた!
今まではタネを作るのもざっくりとだったけど、おかずはひとつだし、時間もあるのでレシピ本を見て、ちゃんと軽量。気分は科学者だよ。
作り出したら餃子も包み方テキトーにやってたけど、改めてやり方を動画を見てやってみたり。
せっせと無心にやってたらあっという間に25個。
まだ10個分くらい包めそうなくらいタネが余ったので、皮を求めてスーパーマーケットに!と思ったけど、外は大雨。外に出てくのも面倒だと思い、冷蔵庫に大根があったので皮代わりに使って、なるべくストレスや手間のないように。
包み方変えるだけで餃子らしくなるなぁ。( 真ん中あたりの前のめりに倒れているのは前の包み方。)
お皿にのせないだだくそ(岐阜弁で面倒くさがり、ズボラの意味)感。いいんだ、いいんだ。
よし、夜は焼くど。じゅーっとね。
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