痛みや不安を「それ以上」にしない。
manakiアンバサダーのくろかわさいこです。
manakiでは「今を感じる」をベースにシンプルなワークの積み重ねを行い、日常暮らしに活かしていきます。
身体の感覚を入り口として気と意識を扱うので、その過程では「痛み」や「不安」と向き合うことも多々。
先生方との対話の中でいつも「本当にそうだな〜!!」と自分を振り返ることになった言葉をシェアしますね。
痛みは 「痛み以上」じゃない。
不安は「不安以上」じゃない。
どういうことかイメージできますか?
痛みは 「痛み以上」じゃない。
この言葉を聞いた瞬間、ぱぁーっとわたしの目の前に蘇った場面がありました。
小学生の頃、よく転んでたわたしはすっ転ぶたびにワンワン大泣き。
誰かによしよしされても慰められてもしばらく泣きやまなかった。
でもね、ある日小学校の帰り道で一人でズベッと転んでしまった時。
いつもの条件反射のように「ふぇ。。えーん」と泣き出そうとした瞬間、ふと
「あれ、これそんなに泣くほどのことか?」
「痛いは痛い。でも、痛いだけやん。」
スッと冷静に、そう思ったことを今でも鮮明に覚えています。
そうしたら涙は出てこなくって、ジンジン痛い膝の痛みを感じながら家に帰り、
おばあちゃんに「転んだ」と言って手当てしてもらった。以上。
この日までは
「転んじゃった!!なんて可愛そうな私〜〜〜〜〜!!!」
を増幅させてたんでしょうね。
不安は 「不安以上」じゃない。
例えばこの先どうなるかが分からない今。
いろんなことが起こり、現実的に生活も変わっていく。
それはもちろん事実としてあるし、不安になることもあるけれど
あれやこれや。起きてもないことを膨れ上がらせて
今の不安を「不安」以上にしなくてもいい。
こんな自分はダメだ〜!と否定することもしなくていい。
「不安以上」じゃなくて
「今、不安に感じてるなぁ。」・・・以上!ですね。
ちなみに、意識が頭から離せず思考に乗っ取られているような状態だとどんどん「不安以上」に膨らんでいき、なかなか抜け出せなくなる気がしませんか?
わたしが以前に比べて今の状態を冷静に見つめ、味わえるようになってきたのはmanakiのおかげ。
manakiではとことん、自分の身体の状態に「気づいていく」ことをしていきます。「ただ、今を感じる」というやつですね。
心のことって難しくしたがるけれど、ただ今の状態に気づいていく。見つめて味わっていくという点で、実は身体を感じることと同じだし本当はとてもシンプルなんだなぁと気づかされます。
こう言葉で書くと、まるで喜怒哀楽を感じない悟りを目指しているように誤解されるかもしれないけれど
痛みも不安も、もちろん喜びや楽しさも
そのまんま味わう。
続ければ続けるほど日々の豊かさが増えていく。ぼんやりとしていた世界がくっきりと鮮やかになっていく。それがmanakiだと感じています。
以前イラストでこのことを描いてみたことがあるので
良かったらこちらも覗いてみてください。
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