活動電位を得た神経はさらに進化して跳躍伝導を得る #00060
神経シリーズ最終記事は、「跳躍伝導」です。神経は伝導速度を上げるためにスゴイ方法を取りました。活動電位を飛ばしたんです!神経が如何にして1秒間に100メートルものスピードを出せるようになったかを解説します(小野堅太郎)
これまで話してきた活動電位による神経伝導では1秒間に1m程度のスピードしか出ません。恐竜など大きな動物で20mほどしっぽがある場合、脊髄に信号が伝わるのに20秒もかかってしまいます。この間にしっぽを食べられてしまいます。よって、大型の生物になるためには、