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2025年の崖って何?

2018年9月に経済産業省から公開された「2025年の崖」に関するレポートをあえて2年経った2020年に合ってるかなー、という観点で見てみました!
経済産業省の公開記事はこちら
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html

2年経ってから変わったこと

1番大きいのは新型コロナウィルス感染症に伴う、リモートワークの加速になると思います
2018年のレポートでは、レガシーシステムの刷新が始まり、DXが加速する必要があるという内容でした(と、自分は理解しました)

確かにシステム刷新という動きもありますが、リモートワークに対応しなければという目先の動きが多いなーという印象を受けます
としたときに、このDXは2021年以降どうなるのだろう?

今回は2021年以降のDXはどうなるのか?を勝手に考えてみました!

多分、レガシーシステムは残る

そう簡単に基幹系システムやスクラッチされた既存システムを刷新するのは難しいと思います
例えば、基幹系システムがCOBOLで実装されている、COBOL技術者は減ってきているから、最新技術で更改し直そう!
と開発者目線では思うものの、ビジネス目線でそれによってどれだけROIが出るのか? 費用対効果はあるのか?
という話になってしまうと思います。
とすると、レガシーシステムって結局レガシーなまま延命されることが多いように思います。

ビジネス戦略と共に導入される情報技術

ビジネスとして取り組みたいこと・実現したいことに合わせて、情報技術を活用する形が今以上に増えてくるように思います。
つまり、ビジネススピードに合わせて、システム化・実装スピードが必要になるように思います(ビジネス変化への対応も同じく)。

そう考えると、
 ・クラウドサービス利用(SaaS)
 ・ローコード開発(超高速開発)
 ・RPA
がスピード感が出るソリューションになるのかな、と思います
(他にも色々あると思いますが、パッと思いつくところだと)

もちろん、上記ソリューションだけでは出来ないことも多いので、スクラッチ開発などの既存のソフトウェア開発も、もちろんあると思います。
ただ、ビジネスとして何を目指すのか?という方向性にあったIT投資がより求められるのだろう、と推察しました。

このビジネス戦略の中に、既存システムの廃棄や刷新をどれだけ盛り込んでIT投資の計画を立てるのか?
そこの所、実態どうなるのか?というのは、個人的に気になるところです。

結局、2025年にはどうなっているのか?

既存システムをラップする形で、新しい技術がさくっと導入されるような形になるのでは?と個人的には思っています。

特に新型コロナウィルスの影響でリモートワークが増加して、コミュニケーションツール(Teams、Slack、LINE、Symphony等)の活用がより一層これから増えると思うと個人的に思っています。

コミュニケーション・コラボレーションプラットフォーム と 既存システムが連携し合うような世界になるのではないか、と。

実際、この世界がどんなものか?ということを取り組んでおり、弊社のホームページにも公開情報ありますので、もしご興味あれば、下記のサイトもご覧下さい!(不明点・疑問点などあれば是非お問い合わせ下さい!!)

RPA BANK主催の「DIGITAL WORLD ONLINE 2020 SUMMER」に登壇
~プロセス全体の効率化の鍵となる“対話”の自動化とは?~

https://www.isid.co.jp/case/project/2020digitalworldonline.html

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