電動キックボード丸の内を快走 規制緩和が普及のカギ

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小型電動モビリティーのシェアリングサービスを手掛けるLuup(ループ、東京・渋谷)が三菱地所などと組み、電動キックボードの実証実験を行った。欧米では既に流行しているが、日本では道路交通法上原動機付き自転車として扱われるため、ヘルメットの着用が必須であったり車道しか走れない等の規制が壁となる。今回の実験で、安全性が認められればそれらの規制緩和に繋がる。導入されれば、自動車や公共交通機関が埋めきれない目的地までの「ラストワンマイル(約1.6キロメートル)」をつなぎ、次世代移動サービス「MaaS(マース)」を構成する乗り物としても見込まれる。密を回避する必要があるウィズコロナ時代に適した移動手段になりうる。

▼so what?

・密を回避することに繋がると記載されているが、電動キックボードは長距離移動には適していない乗り物なので、導入されたところで本当に密が軽減されるのだろうか。されるとすれば、目的地の一駅前で降りてそこからキックボードを使うくらいか。

・規制緩和されなければ、導入は難しそう。免許やヘルメットが必要なら、物理的に利用できる人数が減るしそこまでして乗らなくていいかと思ってしまう。

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