Amazon、米ポッドキャスト大手を買収 Appleと争奪戦

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米アマゾン・ドット・コムは30日、音声番組「ポッドキャスト」配信大手の米ワンダリーを買収すると発表した。同社は音声ドラマの制作に強みがあり、買収には米アップルやソニーも名乗りをあげたとされる。動画に続く有力コンテンツとなりつつある音声をめぐって、プラットフォーマー同士の争奪戦が激しさを増している。

・音楽配信各社がポッドキャストに力を入れているのは、音楽だけではサービスに違いを出すのが難しくなってきているため。

・新型コロナウイルスが蔓延する中でも成長を続けてきた音楽配信市場だが、広告収入源や解約を防ぐための割り引きの拡大などが響き、2020年4~6月の市場規模は直近の四半期に比べ2%減の67億㌦となり、初めて縮小に転じた。ポッドキャストの重要性は一段と高まる。

▼so what?

・日本でも音声コンテンツは注目を集めているように思う。最近youtubeでやたらとSpoonという、素人が配信できるラジオ型サービスの広告を目にする。

・音声コンテンツが注目を集める要因の一つに、現代社会の情報が蔓延している状態があるのではないか。情報がありすぎることにより疲れている現代人のニーズと、音声だけで情報を得られる音声コンテンツがマッチしているのではないだろうか。

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