【シチュで抜け】アークナイツをはじめた話【プレイレポ】

ソシャゲはFGOとアイマス、長年続けているこの2つくらいしかやっていない筆者なのだが、最近新たにハマったソシャゲができた。
それがこのアークナイツ。

始めたきっかけは、私の友人がこのゲームのガチ勢だった…というのもあるが、彼の影響で「スルト」というキャラクターを知ったことがきっかけだ。

小学生の頃、ニーアレプリカントでカイネにぐっちゃぐちゃに性癖を破壊し尽された私は、この手の当たりの強いタイプのキャラはドストライクだったのだ。
とはいえソシャゲは3日で投げるのが常だった私は、友人の布教に対し「スルトが実装されたらやるわ」とのらりくらりとかわしていたのであった。というのも彼女は希少なゲーム内最高レアリティのキャラクター。過去にアズールレーンでフォーミダブル常設化までの凄まじい期間寸止めされ続けた私としては、また性癖キャラを長期間入手できずにもやもやするのは避けたかったという事情もある。

アークナイツ君「来ちゃった♡」

こうして2023年年末年始、卒論と並行して長いアークナイツのリセマラが始まったのである。
そうして年が明け、PU終了直前の1月4日

今振り返るとここでテンニンカ引いてるの偉すぎる

私のアークナイツが始まった。

実はこの頃卒論のほかにも諸事情でアホみたいに忙しかったのだが、そこはソシャゲの強み。どこでもできることを活かし隙間時間にポチポチ進めていった結果、割とドはまりすることとなった。

『シチュで抜け』その真意

さて、アークナイツをアホみたいに布教し続けた友人が言っていた金言が『シチュで抜け』というものであった。このゲームは最近の中華ソシャゲには珍しく、「うおでっか…」となるような乳や尻が出てくる訳ではない(まあ私はプレイ開始前からピクシブを周回してイラストやSSをあさっていたわけですが)。しかしながら、割と救いのない感じの世界観とそれを描くアホみたいに長いシナリオによって「シチュで抜く」ことを可能にしているのだ。

アークナイツのロード画面センスあって好き

詳細は割愛するが、舞台は「鉱石病」という不治の病が蔓延する世界。登場キャラの多くはこの病に感染しており、緩やかな死へと向かっている。そうした中での刹那的なシチュエーションが、刺さる人にとっては刺さるのである。咲かせよう、クソッタレな世界に、百合の花
ぶっちゃけこれは性的な意味以外も含め、そうした世界観に思いを巡らせ、様々な考察などを楽しむことができ、私のような厄介型月厨考察オタクとは大変相性が良かった。

ちなみに先ほど「アホみたいな文字数」と述べたシナリオの文字数は最近のものだと1シナリオ10万文字越えは当たり前、最大21万文字という大盤振る舞い。文庫本換算約2冊、私の卒論6本分である。これには厄介活字オタクの私もニッコリ。
ただ現在プレイしている最初の方のシナリオは1万文字程度であり、活字中毒者の私としては少し物足りない。曰くストーリー第6章頃から本気が見られるそうなのでさっさと突き進みたいのだが、それを拒むのが割と硬派なゲームの難易度なのだ。

割とガチな難易度設定のゲーム性

さて、昨今のソシャゲでは石と素材をアホみたいに配り、さっさと高難易度イベントや対人戦等に参加させる傾向が強い。大体脳死で育成済みの人権キャラ並べてストーリーは神速で駆け抜けていくのが常である。
しかしながら、本ゲームは戦略を練って戦うタワーディフェンス系ゲーム。最上位の☆6キャラをもってしても割とストーリーで詰まる。加えて育成のコストも高く、長期的な育成計画まで練らなければならない。
そういった点で硬派なゲームではあるが、割とこの手のゲームに親しんでいた筆者はやいのやいの言いながらもすぐにハマることになったのである。ありがとう、御城プロジェクト。ありがとう、艦隊これくしょん。

また、難易度は高いと言えど、ちゃんと育成をしつつ戦略を練ればクリアできる点もよいゲームバランスだ。基本的にゲーム内では乱数などが存在しないため、「このタイミングでこのキャラを出して…」といった攻略の固定化が可能である。いわば詰将棋的なゲーム性であり、普段えっちなキャラのことしか考えていない脳をフル回転させれば攻略出来、そうした頭を使う心地よい疲労感や達成感がなかなか気持ちいい。
練りに練った戦略が羅針盤の悪魔に尽く破壊される某艦船ゲーと比較すると『固定値』の存在は精神衛生的にとても良い。

終わりに

そんなこんなで数年ぶりにそれなりに続けることが出来そうなソシャゲにたどり着いたかもしれない。『対人要素がない』『難易度の高いゲーム性』『重厚な世界観』、この辺の要素は私がゲームをする上で割と必須条件なのだなと再確認するきっかけにもなった。

もし私と同様の趣味をお持ちで、これをきっかけにアークナイツを始める兄貴姉貴たちがいれば、まずは適当にプレイしつつ、詰まったら下記のWikiを参照すると良いだろう。多分キャラが昇進1になる前後でお世話になることになると思う。
例に漏れずエアプウィズ、企業系攻略サイトはあんまりあてにならないが、下記Wikiは艦これのWiki並みに充実しており、ステージ攻略だけでなく、キャラの運用法や育成方針など詳細に解説してある。また、用語解説なども割と充実しており、筆者も手が空いた際に目にしている。

現在私は、アホみたいに素材を要求するスルトの昇進2に向けて奮闘中だ。一か月くらいあれば出来るかな…なんて考えつつ、今日も育成に勤しもうと思う。


補記

余談ではあるが、プレーし始めて新たに気になるキャラが現れた。

それが彼女たち、カーネリアン・ビーズワクス姉妹である。すこだ…
ただでさえバチクソkawaiiなのに、追加で購入できる別グラがまた大変kawaiiの為、非常に課金圧をかけてくる。

ぶっちゃけ課金するとしても、アホみたいに大変な育成アイテムに課金したいのだけれども…
ゲームを始めるのであればアークナイツは課金しなくても出来るよ!という輩は大嘘つきであるということは念頭に置いておいた方がいいかもしれない。日々私は課金の圧力と戦っています。おのれYostar

ところで、カーネリアンやビーズワクス、スルトが出てくる良い二次創作・公式コンテンツがあればコメントか私のXの方までご連絡いただけると幸いです…(小声)

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