見出し画像

【中学受験】成績の伸びる学び方

みなさま、こんばんは。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。約8ヶ月ぶりに29回目の投稿をします。昨年の4月に起業して、まだうまくいっているとはとてもいえないけれど、周りの方々にいつも支えていただいて毎日を過ごすことができています。自分が助けてもらってばかりではなく、困っている人のお力になれることができればと思い、久しぶりに投稿しようと思いました。きまぐれですみません・・・。

今回は、『成績の伸びる学び方』についてお話します。これは理想論ではなく、私が実際に担当している、成績が大きく伸びている小6の受験生Sさんと会話して感じたことをそのまま書こうと思います。

前に記事にしたことがありますが、成績が大幅に伸びる子の特徴『他人と自分を比較しない』傾向がSさんにもありました。他の子の成績のことを決して悪く言ったりしない、自分と向き合いながらコツコツと継続して学習しているように感じます。

私は算数の担当なのですが、授業中に自力で解けていた問題に対し、Sさんからもっと簡単に解く方法はないかと質問がありました。私は、こんな方法があるよと別の解き方を解説しました。するとSさんは、自分にとって必要だと感じたところを大きめの付箋にメモしてテキストに貼りだしたのです。その学習の仕方は誰かに教わったの?とSさんに聞いたところ、そうではないと・・・。覚えておくところだと思ったから、だそうです。
Sさんの宿題の実施の仕方に対しても驚いたことがあります。宿題用問題集には基本問題と練習問題があり、練習問題を宿題にしたのですが、Sさんは単元によって基本問題もやってきます。なぜ、基本問題もやってきたの?と聞いたところ、その単元は知識に不安があるので基本問題からやったんだとのこと。正直、感動と尊敬の念がこみ上げてきました。

筋力トレーニングに『意識性の原則』という言葉がありますよね。鍛える部位を意識しながらトレーニングをすると、何も意識しないでトレーニングするよりもその効果が高くなるといいます。
それは学習においても同じですね。Sさんは目的を持って学習しています。授業や宿題を、自分に足りない知識を身につけるためのツールとして活用しています。何のために学ぶのか、目的を意識しながら学習するSさんは、今後もより伸びていくと思います。

私自身は、小学生のときにそんなことは全くできていませんでしたし、大人になって初めて目的を持って学習することの大切さを知りました。恥ずかしい限りですが・・・。

もし、お子さんが伸び悩んでいる状態であれば、一度学習する目的を意識しながら取り組むことに挑戦してみるのもいいかもしれません。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

算数のオンライン指導をやっています。ご興味がありましたら、ぜひご連絡ください。

算数・数学専門指導 まなびの一歩
ホームページ  https://manabi-ippo.com
メール                contact@manabinoippo.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?