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【転職後の資格取得④】ビジネス会計検定2級

みなさま、こんにちは。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。今回は13回目の投稿になります。今回も『自分自身が学んだこと』について書きます。

学習塾業界から他業種の営業職に転職した私は、自分の偏った価値観を実感し、いろいろな方の立場や考え方を知るために学ぶことを始めました。今回は、ビジネス会計検定試験2級について書いていきます。

過去の記事で中小企業診断士に挑戦したことを書きましたが、その過程でビジネス会計検定3級の取得をしています。2級はその時に一度不合格になりましたが、診断士の挑戦を断念してから再度受験することにしました。
ビジネス会計検定試験は、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の財務三表をもとに、財務的な視点から経営状態を分析していく内容になっています。
3級を取得したときは、中小企業診断士1次試験の「財務・会計」、2次試験の「事例Ⅳ」の対策として学びました。学習した感想としては、中小企業診断士の対策として学ぶのであれば3級までの学習でたりると思います。2級は主に「連結会計」をベースにしているため、中小企業診断士試験の内容とは少しあっていないように感じました。診断士1次試験の「財務・会計」が苦手な方は3級の学習をしてから「財務・会計」の学習に戻ると驚くほど理解が深まるのでおすすめです。

ビジネス会計検定試験は、100点中70点が合格基準点となっておりすべてマークシートの選択式になっています。知識問題と計算問題がありますが、計算問題も含めすべて正答の選択肢を選ぶ形です。ただ、この試験の大きな特徴として、正誤問題2問が1セットになっており正誤の組み合わせを選ぶ形式が多く出題されます。知識問題では正確な知識が、計算問題では早く正確に計算することが要求されており、私にとっては結構厄介でした・・・。公式ホームページにサンプル問題が載っているので以下にリンクを貼り付けますね。興味のある方はぜひ見てみてください。

ビジネス会計検定試験公式ホームページ 2級の過去問サンプル
04mondai2.pdf (b-accounting.jp)

試験対策の教材は大阪商工会議所から公式テキストと公式問題集がでているので購入して使用しました。学習期間は3ヶ月ほどでしたが、簿記の知識がないと厳しいかもしれません。私は簿記2級を取得していたのであまり抵抗がなかったのですが、簿記の知識前提の内容になっています。
2級の計算問題では、財務三表をもとに「安全性」「収益性」「効率性」の指標や「株主資本変動計算書」の内容が出題されました。
私は計算が遅くて時間内に解き終わらず、2問ほど空欄にしてしまった記憶があります。なんとか合格はできましたが、得点は76点で結構ギリギリでした。

中小企業診断士試験を断念してから、3ヶ月後の2021年3月に受けた試験でしたが、とてもよい学びになりました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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