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【転職後の資格取得⑥】FP2級

みなさま、こんにちは。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。今回は15回目の投稿になります。今回も『自分自身が学んだこと』について書きます。

学習塾業界から他業種の営業職に転職した私は、自分の偏った価値観を実感し、いろいろな方の立場や考え方を知るために学ぶことを始めました。今回は、その趣旨とは異なりますが取得した資格の1つとしてFP2級(日本FP教会)について書いていきます。

FP2級の受験資格としてFP3級を取得していなければなりません。私は2019年3月(試験は1月)にFP3級を取得していますが、今回は2級取得に絞って書いていきます。
もともとこの資格を取ろうと思ったきっかけは、これから私自身がどのように生きていくかを考えたとき、日本の社会保障制度について最低限知っておかないといろいろ不便だなと思ったことでした。いくら仕事のための知識を得たとしても、私生活のための知識がない状態ではいろいろなところで不利益を受けてしまいそうです。この資格は「日本FP協会」主催のものと「きんざい」主催のものがあり、どちらでも同等の資格が得られるようなので、合格率が高い「日本FP協会」主催の試験を受けることにしました。
試験には学科試験と実技試験があります。実技試験といっても自動車の運転免許の実技試験のようなものではなく、机上で記述式の問題を解くという形です。事例問題で、事例詳細と保険証券が複数枚提示されて保険金がいくらもらえるか計算したり、不動産においての建蔽率や容積率を求めたり、相続や贈与における税額を計算したりする問題などが出題されます。
学科試験・実技試験の科目は以下の6科目になります。

・ライフプラニングと資金計画 → 資金計画・社会保険・年金など
・リスクマネジメント → 生命保険・損害保険やその税金など
・金融資産運用 → 株式・債権・投資信託・貯蓄型金融商品など
・タックスプラニング → 所得税・住民税・法人税・消費税など
・不動産 → 不動産の取引や法令、税金など
・相続・事業承継 → 相続税・贈与税など

とにかく、幅広い知識が問われるので暗記・暗記・暗記・・・といったような印象でした。使用した教材はTAC出版から出ている「みんなが欲しかったFPの教科書2級」「みんなが欲しかったFPの問題集2級」の2冊のみです。この2冊に絞り込んで徹底的にやりこもうと思いました。
最初は教科書中心だが同時並行で問題集も解いていく、2周目からは問題集中心で分からないところを教科書で確認するというやり方で学習していきました。私の場合、間違えたところは何回やっても間違える、なかなか記憶として定着していかず苦労しました。
それでも3周・4周と問題を繰り返していくうちに少しずつ間違いは減っていきました。最終的には7周ほど繰り返し解き、本番に臨みました。学習期間としては、半年ほどかかったと思います。
結果は以下の通りです。

学科  44点/60点 (合格基準点36点)
実技  72点/100点 (合格基準点60点)

少しだけ余裕をもって合格することができました。仕事に生かしていくこともできるかもしれませんが、私としては日常生活に必要な知識が学べてとてもよかったと思っています。私と同じように日本の社会保障の仕組みがよく分からないなという方はぜひこの資格の学習を検討してみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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