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【中学受験】子どもの成績が大きく伸びるときの変化

みなさま、こんにちは。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。今回は19回目の投稿になります。今回は『中学受験』について書きます。

お子さんの指導をしているとき、この子は間違いなく近いうちに大きく伸びるなと感じることがあります。不思議とこの予感は、高い確率で的中しているような気がします。科学的、論理的な根拠があるわけではなく、指導経験からくる勘のようなものなのですが、もしかしたらお子さんや保護者の方の役に立つヒントがあるかもと思いましたので、その中の1つについて書いていきたいと思います。

結論から申し上げますと、この子が大きく伸びるなと感じるのは、「自分に集中し始めたとき」です。大手学習塾では、成績順にクラス分けがされていて毎月のテストによってクラスが変わります。クラス分けはその子の習熟度にあった授業を受け、また周りの子たちと切磋琢磨しながら成績を向上させモチベーションを高めるという目的があるのだと思います。
一方で、周りの子たちと常に比較されることによって、お子さんが偏差値至上主義という価値観を持ってしまい、成績をもとに他の子のことを判断してしまう危険性もあります。
実際、
「あの子は私よりも成績が低いのに、私にこんなこと言ってきた。」
とか
「あの子は私より成績が高いくせに私のことほめてきたんだけど、ぜったい嫌味だよ」
という声を聞くこともあります。
この時は、お子さんが周りの子にどうみられているかを強く気にしています。
お子さんが変化するとき、周りの子のことをあまり言わなくなります。発言の内容が他人との比較ではなく、過去の自分との比較に変わります。
「前習ったときは解けなかったけど、この問題が解けるようになった」
「今週はあまり学習が進まなかったけど、来週はその分とりもどそう」
周りとの比較ではなく、過去の自分と比較をして一歩一歩前に進もうとしているのを感じます。
何がきっかけでそのような変化があったのかは分かりません。ご家庭、学校、塾の中、それとも自分の中でいろいろ考えることがあったのか・・・。私の指導でお子さんによい影響を与えることができていたらとても嬉しいことですが、それは分かりません。
ただ、「間違いなくこの子は伸びる」と直感します。そして苦手な科目が得意科目に変わっていくのです。お子さんの意識が変われば行動が変わり、結果が変わることは普段の指導の中で強く感じています。
お子さんが伸び悩んでいるとき、お子さんの意識の部分を見てあげると大きな変化につながるかもしれません。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。学習面において、お困りごとなどがございましたら、以下までぜひご相談ください。(無理な勧誘などしませんのでご安心ください。)

算数・数学専門指導 まなびの一歩
代表 大畑 智  
メール     contact@manabinoippo.com
ホームページ  https://manabi-ippo.com   


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