妊娠中のマイナートラブル(肌荒れ編)
妊娠中に次から次へと苦しませてくるマイナートラブル。本日は妊娠初期~中期に悩みに悩んだ肌荒れ編です。
幼い頃から肌が弱く、植物にかぶれたり、パイナップルで口周りがただれたり、シャンプーを変えて湿疹ができたりと、肌トラブルの多い人生だった。
大人になって多少は肌が強くなったのか、子供のころ程トラブルには見舞われなくなったが、相変わらず化粧水は特定のものしか使えず、肌に合うクレンジングがなかなか見つからないので、石鹸落ちコスメ以外持っていない。花粉の時期は大抵顔湿疹ができるので、毎年皮膚科のお世話になっていた。
妊娠×肌トラブルはド定番なトラブルらしく、例に漏れず妊娠発覚後まもなく自分にも降りかかってきた。
事の始まりは顔の左側にぽつぽつとでき始めた湿疹。皮膚科を受診しいつも頂く塗り薬を貰うも日に日に悪化。次第に左頬は熱を持ち始め、まるで殴られたかのように赤紫色に腫れあがった。極めつけが経験したことが無い様な猛烈な痒みで、一番ひどかった時期は痒みで夜一睡もできない程だった。身体が温まると痒みが増悪するので、湯船には浸からずシャワーで済ませたり、保冷剤をガーゼで巻いて頬に当てたり、ハンディファンで顔を冷やしたりと散々な日々だった。妊娠する度にこんなに辛い思いをするなら、もう子供なんていらないとさえ思った。
結局この顔湿疹との闘いは4ヶ月程続き、その間1か月ごとに4種類の塗り薬を試したものの、何一つ効かず仕舞い。最終的には通っていた産科で相談し処方してもらった妊婦でも飲める薬が身体に合っていたらしく、2週間ほどであれよあれよという間に症状が落ち着いた。赤紫に腫れていた頬も、妊娠後期の今はすっかり元通り。跡が残らなくて本当によかった・・。
妊娠を機にアレルギーやアトピーが酷くなるケースは多いらしいので、元々肌トラブルを抱えている方は十分に注意してほしい。そして、なかなか改善の兆しが見えない場合は、迷わず産婦人科で相談してみてほしい。餅は餅屋、皮膚トラブルは皮膚科でと考えていたが、妊娠中の身体のトラブルは「妊娠している事」が原因で引き起こされているものも多いので、産婦人科での相談が解決の糸口になったりする。(今回も初めから産婦人科で飲み薬を処方してもらえば、地獄のような痒みと4ヶ月も闘わなくて済んだかもしれない・・)
産後は産後で肌トラブルが増えると聞くので、今から戦々恐々としている。そして子供の肌質がどうか自分に似ませんようにと願っている。
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