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ひたすら可愛い新生児

先日の一ヶ月健診をもって我が子の短い新生児期が終了した。これからの成長が楽しみである一方、新生児期を卒業してしまったほんのりとした寂しさが残る。新生児の貴重な1ヶ月で堪能した色んな「可愛い」を忘れないうちに記録していく。

◆何もかもが小さくて可愛い
見出しの通り、身体の全てのパーツがミニチュアで可愛い。手のひらに収まってしまいそうな頭にぱやぱやと心もとなく生えた髪の毛。特に手足の指は格別な可愛さがある。えのきみたいにぴょこぴょこ生えた足の指に毎日悶絶している。しかもこんなに小さいのにいっちょ前に爪が生えていて、しかもちゃんと伸びる!この子もちゃんと人間なんだなぁと当たり前なことに感心する毎日である。

◆キュルキュル鳴く声が可愛い
個人差があるのかもしれないが、我が家の新生児は「泣き声」というより「鳴き声」のような不思議な声を出す。夜に寝ながらキューキュー、キュルキュルと独り言を言うことが多い。暗闇でこの声を聞いていると、とても人間の出す声とは思えない(そしてとても可愛い)。この声も近いうちに聞けなくなるのかと思うととても寂しい。

◆おっぱいを吸う姿が可愛い
授乳中に上から見下ろすアングルで見える顔が、これまた小動物みたいで可愛い。首をふりふり、口をはむはむしながら必死に食らいつく姿も、上手くくわえられなくて悔し泣きする姿も、飲み疲れて途中で「ふぅぅ・・」とため息をつく姿も見ていて飽きない。授乳の度に下を向いて顔を眺めているので、肩が凝ってしょうがない。

◆げっぷ姿が可愛い
この1ヶ月で一番はまったのがげっぷ姿。太ももに座らせて脇の下を掴み、腕に頭をもたれかからせるようにげっぷさせるのだが、その時の顔が何とも言えず可愛い。柔らかいほっぺのお肉が重力にまけて中心に集まり、おでこにしわが寄り、目が見開く・・スターウォーズのヨーダのような、ハリーポッターのマンドレイクのような、なんとも言えないくちゃっとした顔になる。カメラロールの画像を集めて、いつかげっぷの顔アルバムを作りたい。

◆精一杯生きている感じが可愛い
ただただ頑張って生きている感じが愛おしい。お腹が空いたら必死におっぱいを求めて、飲みながらしゃっくりしたり、止まったと思ったらくしゃみが出たり。たくさん飲んだらたくさん出して、顔をくしゃくしゃにして泣きながらおむつ替えをせがむ。眠いのに眠れないよとまた泣く。食べて排泄して眠るという生き物の基本的なルーティーンを、24時間懸命に繰り返している健気な姿が可愛い。がんばれがんばれと応援したくなる。

書き出すときりがなくなる程、新生児は可愛さに溢れている。里帰り先の両親も毎日メロメロになっており、間もなく終わる里帰りを前に、早くも孫ロスに陥っている。

きっとこれからもその瞬間瞬間の可愛さが待っているのだろう(もちろん大変さも)。その一瞬を逃さないように、我が子との毎日を大切に過ごしたい。

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