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メンバーのモチベーションを高める、ちょっとした声掛け

行動を継続する。継続しないと、成果は上がりません。メンバーに継続してもらうためには、どんな工夫があるのか?

継続がむずかしい

何か新しいアイデアや取り組みを始める。そのアイデアが生まれることって、すごく素晴らしい。ただ、もっと大事なのは、そのアイデア(や取り組み)をやり続けること。

どんな素晴らしいアイデアも、1回きりで終わったら意味がない。というか、成果は出にくいのではないでしょうか。

現場で痛感するのは、『継続性』の難しさでもあります。

残念ながら、人間って、飽きやすい

仕事に限らず、やり始めたことを続けられる人って、少数派な気がします。「つづかない…」がデフォルト。だから継続するための工夫や仕掛けが必要です。言ってみれば、

「新しい取り組み」+「継続するための工夫」

これが1セット。何かを新しく始める際には、「どうすれば、メンバーがそれを続けたくなるのか?」を一緒に考えておく。そうすることで、継続しやすくなる。結果、成果に少しでも近づきやすくなる。

例えば、その一つがマネージャーからメンバーへの声かけです。

取り組みが自然消滅するパターン

「現場で、こういう取り組みをしていこう」会社の方針で決まったとします。最初は、みんな頑張ってやるんです。だけど、2~3週間もすれば、その意識は薄らいでいく。日々やらなきゃいけない、ルーティン業務を優先。

新しい取り組みの優先度は下がり、いつのまにか自然消滅…なんてケースは意外と多いのではないでしょうか。

そんななか、マネージャーができることは何なのか?できうる限り、メンバーの頑張りに気づく。そして伝えることだと考えます。

これだけで、モチベーションはMAX

「〇〇さん、これ取り組んだんだね。忙しい中、がんばってるね。何か取り組んでから変化とかある?次も楽しみにしているね」

自分の頑張りを認めてもらえると、単純に嬉しくないですか。別に誰かのためにやっているわけじゃないけど、自分だったら報われた気になる。特に尊敬する方からだったりすると、もうモチベーションはMAXです。

まとめ

以前お話しした「変化に気づく」と通じる話です。自分がやっがことを誰かが気づいてくれる。これもあるのと、ないのとでは継続性は違ってくると思います。

何か新しい取り組みをするときには、「つづかない…」が前提。続けるためには、どんな仕掛けをするか?「新しい取り組み」+「続ける工夫」をセットで考える。こちらもデフォルトにしていきたいですね。

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