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良いアイディアが生まれるのは儲からなくて何とかしようと苦しんでいる時である。(早川 徳次)

【考えるヒント】
人間が、一番力が出る時は、困った時だ。それも絶体絶命のニッチもサッチも行かなくなった時だ。崖っぷちに追い込まれた時に、人間は、今まで出なかった潜在的な力が出る。しかし、だからと言って、その状況から絶対的に助かるということはない。その状況を乗り越えることもあるだろうし、その状況に負けてしまうこともある。しかし、火事場のバカ力は発揮したのだ。

だから、私たちは、いつも自分を窮地に追い込んでおくことだ。どういうことかというと、絶体絶命の時に力が出るのは、そこに至るまでに色々と考えているからだ。ボケっとして絶体絶命の状況になったわけではなく、徐々に自分が追い込まれていったのだ。その過程の中で、人間は、あれこれ考えてもがいていたのだ。こういう状態で常にいることだ。

私たちは、いつでも準備をしておくことだ。どんな準備か。この現状をより良くするために何が出来るかといつも考えておくことだ。この準備が、最終的に自分を窮地から救うことになるのだから。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年6月17日(木)
VOL.5222     
作者:中土井鉄信


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