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人間としての欲求や希望はだれもが同じ。(オプラ・ウィンフリー)

【考えるヒント】
私たちは、仕事上、どうしても他人と接しなければならない。例えば、サービス業ならば、顧客と接することになる。製造業ならば、同僚と協力しながら、作業を進めることになる。

他人を避けて暮らすことは中々できない。だから、私たちは、どうしても他人に対する配慮が求められてしまう。そうしなければ、他人もこの私のことを配慮することはないからだ。もしお互いを配慮する気持ちがなければ、人間関係は崩壊し、日常的に生き辛くなってしまうからだ。どうしても他人を意識せざるを得ない。

それでは、どう配慮すれば良いのか。ここが大きな問題だ。どう配慮するかを決定する基準は何か。ここが問題なのだ。で、この基準が、実は、自分の感情なのだ。自分も他人も同じ人間なのだという事実に基づいて、まずは、自分を基準に据え、行動をしてみることだ。そして、そのうち、自分が他人とズレているところがあれば、次は、他人の感情を類推することだ。この往復運動こそ、他人にどう配慮するかを決定するポイントになる。

同じ人間なのだ。そうそう違いはないはずだ。自分の感情に照らし合わせて、他人に向き合っていこう。自分の欲するところのものを他人に行おう。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年7月21日(水)
VOL.5246     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表)



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