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限界などない。踊り場があるだけだ。そこに居座ってはいけない。それを越えて行くのだ。(ブルース・リー)

すべての行動に制限を設けてしまえば、それはいつか仕事や人生にも波及してしまうだろう。限界などない。踊り場があるだけだ。そこに居座ってはいけない。それを越えて行くのだ。(ブルース・リー)

【考えるヒント】
人間には、越えなければならない山がいくつもある。子どもの時には、友だちとの軋轢をどう乗り越えていくかという山。思春期の時には、みんな嘘っぱちに見える、偽善という大人的な配慮をどう自分のものにしていくかという山。壮年期には、もうここまで来たら、無理はしないというあきらめをどう乗り越えていくかという山。その他、人それぞれに、数々の山がある。

人間は死ぬまで成長し、変化し続けていくものだ。だから、自分で勝手に自分の限界を決めてしまえば、それはもう、死ぬことを意味してしまうのだ。なぜならば、変化を容認せず、変化を拒否する態度だからだ。

私たちは、死ぬまで自分の前に立ち現れる山を越えていこう。自分の前に来るもの全てを乗り越えていこう。死ぬまで成長し、変化していこう。それこそが、人間の宿命なんだから。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年4月7日(水)VOL.5171     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表)

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