【高校物理】磁気分野① 「磁気力に関する法則」
磁極の間にはたらく力を「磁気力」といいます。
磁極の強さの単位は［Wb］(ウェーバ)
これは，電気分野の電気量の単位［C］(クーロン) に対応します。
ただし，この単位は「磁束」の単位でもあります。
「磁極が強ければそこから出てくる磁力線の本数も多くなる」
というのはイメージできますか？
(電気分野の「ガウスの法則」に似ています)
電気力線は１本２本と数えますが，
磁力線は１ウェーバ２ウェーバと「束」で数えるということにした
と考えてください。
なので，［Wb］は磁極の強さを表すと同時に，磁束をも表すのです
（ちょっと嘘が入っていますが，あまり深刻に考えなくていいです）。
難しい話は横に置いておいて，千葉大の問題を解いてください。
これは前提知識なしで解くことができる問題です。
「実験事実から法則性を見つけ出す問題」は
これから狙われる可能性が高いと私は予想しています。
「マナブ追加問題」も是非！
【磁気力に関する法則】（講義・例題）
— マナ物理 (@manabu_physics) May 1, 2021
「磁場」について学んでいこう。まずは「磁気力」に関する物理用語を押さえ(さらっと見る程度でいいです)，そのあとの千葉大学の過去問を解いてください。
「実験事実から法則性を見つけ出す問題」は今後増えていきます。
「マナブ追加問題」にも挑戦しよう！ pic.twitter.com/RwsdMozOmy
【磁気力に関する法則】
— マナ物理 (@manabu_physics) May 1, 2021
（例題の解答・解説）
表２，法則性が見つけられましたか？ さらに なぜ “クーロンの法則” からずれていくのか，まで考察してほしいのです。
「マナブ追加問題」引力を求めるので，斥力(反発力)は負の値です。気をつけてください。近似式，出てきた値は妥当なものでしょうか？ pic.twitter.com/WeT0wEUnSp
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