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光と建築美の傑作シェイクザイードグランドモスク 保坂兄弟の保坂学と保坂耕司が知るイスラム教


こんにちは

保坂学です。


今回はシェイクザイードグランドモスクについて話します。

アラブ首長国連邦で一番誇れる豪華なイスラム教のモスクです。

場所は国の右サイドのアブダビにあります。

シェイクザイードが、全てのイスラム民のためにと造られた、惚れ惚れしてしまう見事な宗教建築です。



みなさんはシェイクの意味を知っていますか?

シェイクは首長と言う意味で、UAEは7つの国の連合国なので、7人はいます。もちろん親戚もシェイクになります。

その中でも有名なシェイクは、ドバイのシェイク ムハンマドやアブダビのシェイク ザイードなどです。


モスクに車で向かっていると、探さなくても目に入る巨大な神殿が見えてきて、遠方からでも感じる存在感が凄かったです。

自分がいる方角や場所は、見えるところまで行けば、どの辺りにいるかわかりますから、絶対に辿り着けます。


モスクは宗教施設ですから、観光客が気分で行くのは違うと思って、イスラム教徒の礼拝の時間は避けて撮影に入りました。

僕としては、モスクの写真を撮りたいなら、礼拝にはたくさん人が来て、絶景ポイントでは撮れないので、礼拝の時間帯は避けた方が良いです。
さらに、昼は暑すぎて長居するのが大変ですから、人が少ない早朝や遅めの時間帯がお薦めの撮影時間になります。

モスクは土足厳禁となっていて、男女共に入口付近で靴も脱ぐように指示があります。

エントランス近くに靴箱があり、その下駄箱に収納してから殿内に入場します。

ここの注意点として、女性は入場に規制があります。
モスクは宗教上の理由で、髪や肌が見えない服装でないと、中に入れません。

髪まで全て隠せる大判のスカーフなどを準備してください。


モスクのエントランスや殿中は、言葉にならないほどの衝撃を受けて圧倒されました。

柱の細部一つ一つの造形や装飾が、入口から出口まで、見事としか言いようがなく圧巻しました。

自分の宗教がイスラム教でなくても、神秘的な何かを感じることができます。

モスクの中のバイブスは、この場所がパワースポットだと、体感しました。

殿内に入って白い大理石の上を歩いていると、不意に目に止まった、窓に目を引かれました。

その窓ガラスには、ステンドグラスのような模様が彫刻されていて、窓から覗く景色は、太陽に照らされたモスクが光り輝いていました。

中央には広場があり、床を見ると、雄大なモスクが太陽の光に反射してフロアに投影され、モスクが綺麗に映り込んでいました。

イスラムの建築物は、幾何学がベースの造りになっていて、どこから見ても中央広場の床には、反射したモスクが上下左右に映っています。

そして、ステンドグラス調の彫刻窓の背後には、モスクの本殿が写り、窓の中とモスクの外観を合成したような写真が撮れました。

この瞬間、撮影モードになり、意図せず写真を撮り続けました。

この写真は、太陽の反射するタイミングが必要なので、撮れる時間が限られていて撮影する時間帯が重要です。

シェイクザイードグランドモスクは、本当に煌びやかに陽の光が入り込み、どこの箇所から見ても左右対称で反射するから、写真は映えますよ。

採光は影まで計算され、建築技術の創作美が際立つ建築物で、写真撮るのが好きな人は、カメラの腕も確実に上達します。

僕は、自分の頭に固まっている固定概念のある撮り方に、新しい「気付き」を得ることができて、一歩ランクが上がった写真を撮ることが出来て嬉しかった。

この場所は、撮影ポイントが多すぎるので、気がついたら長時間経っていました。

たまにやってしまうのが、現場で夢中になり過ぎて撮影を忘れてしまうこと。

このグランドモスクの雰囲気や神々しさなど、伝えることができる瞬間的なポイントも含めて、その場の空気を切り取れてよかった。


今後のために、弟の保坂耕司と宗教のことも少しは勉強するのも必要だと感じました。

最初は保坂兄弟は身近にある、イスラム教を知ることにしました。

まず触れるのは、コーランと言われる教典で、これはキリスト教で言う聖書です。

UAEは世界の歴史に残る素晴らしいことをしています。コロナ難民がいたころ、一番最初に国に受け入れたのはUAEでした。それもイスラム教の困った人がいたら助けろという教えですね。

アブダビはイスラム教の教えがしっかりと根付いていました。

イスラム教のお祈りはサラートと呼ばれていて、礼拝は夜明け、正午、午後、夕方、夜の一日に5回行います。

礼拝の集合を知らせるために、呼びかけを街中に放送するのですが、その合図をアザーンと言います。

UAEはドバイよりアブダビの方が宗教色が強い感じで、お祈りの時間は店もクローズしてしまいますから、観光客は大変かも。

逆にドバイは観光地だから緩いイメージかな。

はじめてUAEに観光に行くなら、最初はドバイをお薦めしますよ!



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