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ブラック★ロックシューター THE GAME(プレイメモ)

イラストレーターのhuke氏が2007年にpixivや自身のブログにおいて発表した1枚のキャラクターイラストから様々なメディア展開を見せ、2011年にPSPゲームとなった『ブラック★ロックシューター THE GAME』今更ですが、プレイしてみました。
ちなみに、ディレクターは『世界樹の迷宮』等を手掛けた新納一哉氏が、シナリオは『FFVII』『FFX』等を手掛けた野島一成氏が担当している豪華なゲームだったりする。

西暦2032年、地球は異星人からの侵略に遭い、滅亡の危機に瀕していた。
人類は英知を結集し、最終兵器「ブラック★ロックシューター」を完成させる。
それから19年経った西暦2051年。
最終兵器である彼女が目覚めた時、人類はわずか12人しか生存していなかった。
彼女は人類を救う最後の希望として、次々に現れる脅威に立ち向かっていく。

敵はメカだけではなく、エイリアン(人間にしか見えない)もいて、それが各ステージのボスになっていました。

戦闘は、ややシューター要素があり、方向ボタンでサイトを動かして敵をロックオンすることで攻撃対象を決める。
敵はこちらの行動の合間にジリジリ近付いてきて、一定の間隔で攻撃してくるのはターン制バトルな感じ。
なので、アクションRPGを更に2で割ったような、セミアクションRPGとでも言うようなものでした。

独自の要素として、攻撃と回避を行うたびに一定値上昇していく「ヒートゲージ」があり、これが増えるたびにショットの性能が低下していき、100%に達してしまうと一定時間「オーバーヒート」となり行動不能になってしまう(ヒートゲージは時間経過で減少する)
ガードならばヒートゲージは上昇しないが、ゲージは回復せず、この一連の仕様が非常にクセモノで、戦闘の爽快感を削いでいる気がした。
敵の攻撃は結構痛く、すぐHPが減るのでボス戦での回復アイテムの使用は必須なのだが、補充はすぐに出来ても(雑魚モンスターからドロップ出来る)回復アイテムは五個ずつしか持てない仕様のため、手持ちの回復を上手く遣り繰りして戦わないとならなかったり。
逆にアイテムを使えばボス戦でゴリ押しが利くので(アイテム選択中は時間がストップするし)ヌルゲーと言えばヌルゲーなのかもしれない。

とは言え、技の種類が豊富だし、敵の特質に合わせて出す技を変えたり、技の順番を変えることで一気に殲滅出来たりするので、地味に『The 3rd Birthday』より面白かった。

あとは、バイクミッションもなかなか良かった。

攻撃を兼ねた避けのタイミングが合わない時があったり難しいとこがあったけど、面白かった。
ちなみに、仲間との通信がメタルギア風というか、須田ゲー風というかw

そこも良かった。

あとは、MAP画面は一応あるが非常にアバウト。
自分がいる区画は分かっても、そこのどの位置にいるかは分からない。

まぁ、迷子にはならないけど(行き先はナビが表示される)

で、12人いた人間(男の大人しかいない不自然さ)は結局みんな死に、残された彼女は任務の最中 “ナナ” に出会う。

ナナは人類最後の女性と目されていたが、主人公と同じ作られた存在(クローン=ここでは “グレイ” と称されている)だった。
主人公は少しずつ記憶を取り戻し『ステラ』という名を与えられていたと分かる。
そうして、ステラはエイリアン軍団の総統『シング•ラブ』が待つ月面に辿り着く。

シング•ラブは地球で歌手でもあったが、彼女のクローンを作るグレイ作戦に協力。
より完璧になろうと、生み出されたグレイ達を捕食(ネブレイト)していた。
最後のグレイは “ホワイト” で、最も自分と同じ完全な分身だとしてステラを捕食しようとする。

最後の決戦は熱かった!

激闘の末、撃破。

最初から “ホワイト” とか “グレイ” なんか関係なかった。

これからどうなるかは分からなかったとしても•••

•••『わたしは彼女でもあるのだから』
完!

不完全な物は完全になれたのか?
不完全なままだとしても、それが『わたし』なのか。
結局、人類絶滅したし、これで良かったのか分からないけど、とにかくクリア!

この後、出現した特別ステージをクリアし、真エンドを見ました。
通常エンドでは死んでしまうナナだけど、真エンドでは和解し、二人で生き残るエンディングが見れました。

作中出てくるシロクマのエピソードを汲んだエンディングは、真エンドだと二人でシロクマを見送る。

まぁ、これだけなんだけどね•••(遠い目)

というわけで、ここまでのプレイ時間は12時間ほど。
ストーリーは短めとは言え、私には丁度良く、かなり楽しめました。
最初は単調なゲームだと侮っていましたが、意外に楽しいミッションがあり、少々操作性は気になりましたが(キャラを動かしにくい、アクションポイントでの反応が鈍い)面白かった。

真エンド見るとナナにまつわるミッションが出現。
ナナを守って進み、ナナが敵に接触にしたら即ゲームオーバーなど面倒なミッションにゲンナリしたが、ツンデレなナナとの微百合なやり取りは見る価値アリw

その後、extraステージなるものが更に出現。

クリア制限が多く(回復無しだったり、即死攻撃してきたり)一応チャレンジしてますが、制覇出来るかは未定。
とりあえずもう少し遊んでみます。

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【追記★3/26】
extraステージに奮闘すること22時間。
様々なスキル、武器、コスを手に入れ•••

水着可愛い。

バニーは微妙?w

シンドいミッションを乗り越え、ボスラッシュも耐え、撃破!

疲れた•••

総プレイ時間は24時間。

「ブラック★ロックシューターTHE GAME
ジ•エンド」

というわけで、extraステージ、全制覇!
もー、自爆する敵が19体連続で出てくるステージ(extraステージは途中セーブは無い)は流石にブチ切れそうになりました。

とにもかくにも、やり切った!
楽しかった!
感無量!