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NG(プレイメモ)

エクスペリエンスより発売された心理ホラーADVゲーム『NG』
クリア&トロコンしました。

1999年夏。
東京・吉走寺(きっそうじ)が舞台。
母親を亡くした鬼島空良(きじまあきら)は、叔母の那津美と彼女の娘である愛海と日々を過ごしていた。
しかし、家に届けられた黒い葉書をきっかけに不気味な出来事が主人公の周りで起き始め、愛海が行方不明になってしまう。
愛海を探す空良の前に謎の少女 “かくや” が現れ•••

愛海の行方に関する情報と引き換えに、主人公たちを「あそび」へと誘いこむ “かくや”。
それは怪異との遭遇を意味していた。
空良たちは死に直面しながらも、愛海を取り戻す為、恐ろしい怪異たちと対決していく。

ということわけで、さっそくスタート。
まずは主人公の外見をカスタマイズ出来るのだが、選択肢を見てもサングラス掛けてるかいないかの違いしか分からない。
と思ってよく見たら、髭の有無しだった!w

で、会話中、主人公は表情で感情を選んで意思表示する時があるんだけど、選択肢の笑顔が怖い(右端のやつ)

更には、主人公の友人•••
顔が凶悪になる!w

何だかツッコミ所満載なんだが、不気味さはちゃんとある。

これは、怖い•••
風景画も雰囲気たっぷり。

選択肢は、どれを選べば良いか分からないことが多くて難しかった。
まぁ、失敗してゲームオーバーになっても直前からすぐやり直せますが。

で、怪奇事件に否応無しにかかわるうちに『NG』とは何なのかが分かってくる。
そして、主人公の出生の謎も明らかに•••

主人公がいつでも革の手袋をしているのがずっと不可解だったんだけど、やっと意図が分かりました。

無事にグッドエンドを迎えると、主人公はそのうちまた怪異を探っていくかもしれないようなニュアンスの会話が描かれる。
次回作があるなら再登場して欲しいな。

クリア後、埋まったギャラリーを見たら色々設定画が載ってました。

こういう細かいところまで見られるのは貴重。

その後、途中データからやり直し、バッドエンドも見ました。

友人が皆死ぬというシンドいシナリオで、主人公自身も怪異となってしまうというオチ。シンドイ。
ちなみに、手前の後ろ姿の男性は前作『死印』に出て来た人かな。

というわけで、堪能しました。

面白いエピソードばかりで、私的に前作より楽しめました。
満足!