嘘つき姫と盲目王子(プレイメモ)
日本一ソフトウェアの新作ゲーム『嘘つき姫と盲目王子』プレイしました。
ボリュームが少なかったのですぐクリア出来て、プラチナトロフィーも取れました。
ストーリーは•••
或る夜、魔物の女の子が自慢の美声で歌を歌っていると、その歌声に惹かれた王子がやってくる。
だが、魔物の女の子は誤って王子を傷つけてしまい、王子は視力を失ってしまう。
魔物の女の子は何とか王子に償いをしたくて、森の魔女に助言を求めます。
魔女は、魔物の美しい歌声と引き換えに人間の姫のような可愛らしい姿になれるようにしてくれ、魔物は王子がどうしているか様子を見に行くのですが•••
視力を失った王子は世継ぎには相応しくないと、閉じ込められるようにして放置されていました。
魔物は王子を救う決意を固め、彼の目を治してくれるよう、魔女の元へ王子を連れて行こうとする。
ゲームはその道中の経緯を描いたものでした。
王子は目が見えないので、姫となった魔物の女の子が王子の手を引き、ステージ中にある仕掛けを解きながら進みます。
手を繋いで進むシステムは『ICO』にソックリ。
で、紆余曲折を経て、森の奥、魔女の元へ辿り着く二人。
魔女は王子の目を治す代わりに、魔物の女の子の “王子に関する記憶” を寄越せと要求します。更に、魔物の女の子は姫の姿にはもうなれないとも。
美しかった歌声だけでなく、王子との思い出も永久に失い、ただの魔物に成り果てるという辛い選択だが、王子を治すため、女の子は要求を受け入れるのでした。
そうして。
お世辞にも綺麗とは言えない声で歌う魔物の元に王子がやって来ます。
だけど、記憶を奪われている魔物は王子のことを覚えていません。
食べてやろうかと、魔物が王子へ手を伸ばした、その時。
優しい笑顔の王子から差し出された花たちに、魔物は何故か、あたたかい泪を零すのでした。
完!
クリアすると最初の画面が変化してました。
魔物の歌声の音符はガタガタw
でも、歌う魔物の横には王子が。
これはこれで、幸せになれたのかな。
というわけで、素敵な話•••なんだけど、こういうストーリーって二次創作では超ありがちなネタなんですね。
なので、実はあまり感動も出来ず。
納得できる、良い終わり方で綺麗にまとまってたけど、ちょっと物足りないかなぁって感じがしました。
パズル要素も短絡的で、プレイしやすいと言えばそうなんですが、やっぱり物足りない。
インディーズゲームでもっと良いゲームがある昨今、これくらいのボリュームでフルプライスはちょっとなぁ•••なんて思いました。