スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園(プレイメモ)
PSP版『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』プレイしました。
主人公・日向創(ヒナタ ハジメ)は、超高校級と称される卓越した才能を持つ現役高校生だけが入学を許される国家公認の私立校「希望ヶ峰学園」に念願の入学を果たす。
だが、入学式の日、何故か日向は意識を失い•••目を覚ますと教室には日向と同じ学園の新入生達が集っていた。だが、教室に閉じ込められてしまっていることを知り困惑する。
そこに現れたのは謎のぬいぐるみ?ウサミ。
引率役を名乗るウサミは唐突に修学旅行の開催を告げる。
教室の外壁が外れるとそこは南国のリゾート地「ジャバウォック島」だった。
ウサミによると「他の生徒たちと仲良くして希望のカケラを集める」ながら平和な修学旅行を行うことが島に来た目的らしいが、更に謎のぬいぐるみ?モノクマが現れる。
モノクマはウサミを鉄拳制裁。
ウサミの名前をモノミに変えて場を仕切り出し、更には「島から脱出するためには他の生徒を殺さなければならない」こと、日向達が「何者かによってここ数年間の記憶を奪われている」という事実を突きつける。
こうして彼等の「コロシアイ修学旅行」の幕が問答無用で切って落とされたのだった。
メンバーは16人。相変わらず多い。
なんか知ってる顔が、と思ったら前作で出て来た十神白夜が•••?
妙に ふくよか。
移動はダッシュが早いのでスムーズ。
しかしマップ画面とチグハグな感じで最初は違和感を覚える。
ファストトラベル出来るのはやっぱり有難い。
マップには誰がどこにいるか分かるようになってるが、デフォルメされたキャラアイコンは誰が誰だか分かりにくい。それでなくても顔と名前が一致しにくいのに。
とにもかくにも事件は否が応でも起こるわけで、学級裁判が開廷。
アクション要素が前作からパワーアップしてウザイ仕様になりまくりでした。
相変わらずガチャガチャしていて何を論議してたら分からなくなる。
そして無意味なアナグラム埋めが無意味に尺を取る。
マシンガントークバトルは邪魔な文字が正解の台詞に重なりまくり、ぐるぐる回り、ビューンと移動し、イライラは加速。
それでも論破!(声は高山みなみ嬢)
ちなみにロジカルダイブとかカッコ良い名前しちゃってるスノボレース?なんて、高山みなみ嬢にちなんで入れたでしょ(コナンのスケボー)
後は、リズムゲー?なトドメも意味不明にパワーアップ。
もう適当に押すしかない。
漫画の穴埋めクライマックス推理がこれまた難易度上がってる感。
すぐに正解不正解が分かるためイライラしなくなったけど。
ところで、序盤やたら下ネタが炸裂して、思わず引くレベルだったが•••
(これは酷すぎやしないか?)
でも、このエピソードが後の学級裁判でちゃんと推理に必要な要素になるのが凄い。
更に、トワイライトシンドロームネタが出て来たり。
なかなかの再現度でビックリ。
その他、極限脱出ゲームがあったり。
小ネタも満載。
これ、九頭龍閃だよねw(るろ剣)
色々楽しませてもらいました。
で、一連の騒動には『未来機関』という組織が絡んでると分かってくるんだけど•••
自分たちは本当に “未来を『希望』に導く超高校級の才能” を持っているのか?
モノクマが仕掛けるコロシアイの中で、その真偽を知った狛枝 凪斗が罠を仕掛け、彼等を窮地に陥れる。
ここのエピソード、狛枝 凪斗の妄執による犯行は鳥肌もの(自分自身すら犠牲にするトリックを利用して彼等を意図した結末に追い込もうとしたプロセスが凄い)でした。
ラストは前作のラスボス、超高校級の絶望•江ノ島 盾子が死して尚AIとして存在し、彼等を絶望に叩き落とす者として立ちはだかる。
そうして、島での生活は仮想現実であり、本体は別のところに存在していた、と知らされるが•••
この世界から抜け出す(卒業)と、AIの江ノ島 盾子は世に解き放たれてしまうと分かる。
そこで “強制シャットダウン” を選択すれば江ノ島 盾子を消し去れるが今ある人格(記憶)が消えてしまうと知らされ、迷う。
それでも、未来は自分たちで創るもの、と勇気を得て江ノ島 盾子を消し去ることのできる、“強制シャットダウン” を決意する。
彼等を助けるために駆け付けていた前作キャラ達の姿にも胸アツでした。
結局、全ての記憶を失ったわけではなかったようで、日向は自分自身を保ちながら、虚構の世界で死んでしまった仲間達が目覚めるのを生き残った仲間達と共に待ち続けるとのこと。
完!
前作で謎だった部分が少しは解消されたような•••気がする。
相変わらず根幹部分は漠然としてましたが、面白かった!!
とりあえず、ふくよかな十神白夜はニセモノ(超高校級の詐欺師)だったと!!←
クリア後『ダンガンロンパIF』とかいうノベルが解放されたので読み進めたいです。
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【追記】
前作『ダンガンロンパ』のIFストーリー『ダンガンロンパIF 希望の脱出装置と絶望の残念無双』読んでみました。
モノモノマシーンで手に入れた脱出スイッチを押した苗木誠は、失っていた学園生活の記憶を取り戻し、モノクマによって殺されそうになった戦刃を咄嗟に庇い、大怪我をする。
これによってモノクマを操る江ノ島と戦刃は対立。
戦刃の治療術によって回復し、完全に記憶を取り戻した苗木は皆に真相を伝え、全員で江ノ島に立ち向かう。
そうして戦刃と皆は協力し、江ノ島が提案した卒業試験に勝利。
というわけで、もしも最初の事件が起こる前に苗木君の記憶が戻っちゃって、晴れて全員が希望ヶ峰学園から脱出しちゃう『もしも』なエピソードでした。
このノベルでの主役は残姉こと戦刃むくろで、本編ではアッサリ殺され、死体は燃やされ、酷い扱いを受ける彼女に活躍の場を与えてあげよう!みたいな趣旨で作られたと思われ•••
超高校級の軍人としての彼女の能力を堪能できました。
そういえば、江ノ島が偽ったハッカーの事が気になるがそのうち本編で出てくるのかな。
何やらその後のエピソードはアニメで補完みたいらしくて、嫌だなぁ。
わざわざアニメ見る気にならない•••