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実績だけで全ての大学に合格すると思っているキミへ

高校の部活で全国優勝をした私でも弱い

こんにちは。私が部活動で全国優勝をした結果、某AO塾が私に興味を持ちスカウトした話を最初の章でしたと思います。
そんな一見強そう?な私でもGMARCHと呼ばれる大学を合計3校受験し、全落ちしています。内訳として1つは書類審査(最初)で落ち、もう2つは面接審査で落ちました。
どうしてこんな結果になってしまったのか? 自分なりに思い当たる点もあるのでそれをこの章ではお話出来たらと思います。

全国優勝だが、大きな役割を果たしていない


思い当たる理由の一つは、部活動の貢献度です。私は部活動で所謂、「中途入部」をしています。そのため最初からの正規部員では無かったのです。
加えて私のやっている種目は団体戦でした。チームメイト全員の合計点で決まるような競技であったのですが、私はエース的ポジションでも何でもありませんでした。(むしろ、ただの金魚のフン的存在だと自分でも思っています。)
大学でのアドミッションポリシーとして「リーダーシップ」という言葉はよく求められます。私はリーダー的役割もほぼしたことが無かったため、それを求める大学には全て落ちましたね…。 

一方、部活動の部長などをしていたり、自分が部活動でどう貢献したかを流暢に話すことが出来る方はAO入試に向いているのかもしれませんね。

また、私は部活動の競技に向かって一生懸命に努力したのかは分かりません。好奇心でやっていたらぽっとで優勝、というのが正しいかと思います。部活に関係する学術的分野も熱中するまでは興味がありませんでした。(見てて楽しい~とぼんやりは思っていました。)
恐らくその時自分では気づきませんでしたが、他に興味を持っている全く別の分野があったからです。

ほかに全く別分野で熱中したいものがあった


私は「実績」を部活の全国優勝以外に実は持っていました。それは全く部活とは関係のない別分野でした。その実績を得たのは高校1年生の4月で、中学生の頃に出したものが高校1年に発表されたというものでした。
あまりこちらの方の実績に誰も関心を持っていませんでしたが、こちらの方が私の本当にやりたいことでした。(ちなみに大学生の今も、その実績の関係で色々プロとして仕事を貰っています!)
「実績」は大抵一人が一貫した内容であることが殆どです。例えば生物系なら生物、物理系なら物理のように固まっています。しかし私は一貫した実績では無かったので志望理由書もふわふわするし、面接でもあら捜しをされたのです。

以上のように私には一貫性、興味分野が他のAO受験者よりブレていました。そのため面接官や審査員にも扱いにくく、落選に至ったのであると考えます。
AOの面接官は「部活動で○○をした」という実績・結果よりも「部活動で○○をした。そこから○○を考えた」というストーリー性を求めてくることが多いです。「部活動でキャプテンをやった」ならばアドミッションポリシーに求められるリーダーシップを押し通せば粗方良いです。しかし部活動で役職などに就いていない場合は「他校のデータリサーチをした結果、こんな物理法則があることを理解した」などスポーツを学術に繋げる人も一定数いた印象です。
結論としては「一貫性」が大事ということを伝えたいです。AOで大学に入った人でも大した実績を持っているか? となるとそうではありません。「一貫性」を持って研究をしたり、論文を書くだけでもいいんです。それでも受かる人は受かっていますから。


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