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キミは志望理由書「使いまわし系人間」になれるかな?

こんにちは。今回は前回の章の続きになってくると思います。
簡単に要約すると、私はAO入試と一般入試の勉強を並行して行っていました。AO入試の志望理由書を書くのも思ったより大変すぎました。志望理由書を大学に応じて何度も書き直す作業も多くの時間を要しました。
しかし志望理由書を殆ど書き直す必要がない方も私の周囲で存在しました。私と彼らの間にはどんな差があったのか説明していければと思います。

私が志望理由書「使いまわし系人間」になれなかった理由  


志望理由書を書き直さずに使い回している「使いまわし系人間」に私はなれませんでした。使い回すことさえ出来ていれば自分の当時の負担は減ったのかな、と今でもよく考えています。恐らく私のように、AO入試と一般入試を併用したいと考えている方はこの「使いまわし系人間」になれないと少し厳しいと思います。
自分や他の方を見つめた上で、私の欠点に対して思い当たる理由が2点あるのでそれをレクチャーしていきます。

高校の評定が低かったから


まず1点目の理由としては高校時代の評定が3.6という微妙に低い数値だったことが挙げられます。評定が低いと同一学部受験が出来ませんでした。例えば政治系に興味があれば、法学部・総合政策学部・政治経済学部などの違う大学の似た学部に受験校を絞るのが普通でした。しかし評定が課せられていると、受けられる学部が減るので絞り込みが出来ませんでした。
絞り込みが出来ないとどうなるのか? 興味がそこまでない学部にも出願を始めます。

興味分野が分散していた


私の場合、実績が広範囲にあったので殆どの学部に掠る志望理由書を書くことが出来ました。そのため掠る学部なら全て受験する、というのが私なりの作戦でした。ただ掠る学部を全て受けるとなると、その学部の求めている分野にウェイトを合わせなければなりませんでした。例えば政治系の大学に出願する場合は政治全般で話す。美術系の学部に出す場合は美術系を押し出す、といった感じです。そのため志望理由書も何枚も書き直す必要がありました。
興味分野が分散していると、例えば政治系の学部の志望理由書でも美術要素が少し入ってしまいカオスなことになります。志望理由書の書類審査は通っても、面接ではこういったことで粗を探され、落選するに至ります。

以上の2点の理由から、私はAO入試の志望理由書作成に時間を多く要していた身でした。そこで私が皆さんにしたいアドバイスは「評定をなるべく取ろう」ということです。高校3年間の平均評定は最低でも4.0は取ってください。これらの数値なら、基本的にどの大学でも受験資格を得ることが出来ます。
もう1点は「英検準一級」を取ろうということです。国際系の学部であると評定よりも英語力のスコアを求めてくることが多いです。国際系であると、GMARCH以上の大学は資格の最低スコアが「英検準一級」からになります。そのため国際系を狙っている方は、出願する2年前以内にこのスコアを取ることを強くお勧めします。
「評定」「資格」を取っていれば、殆どの方は「使いまわし系人間」になれちゃいます。そしてもっと大事なのは「多様性」を押し出すより「一貫性」を述べることです。これについては次回の章で述べていきましょう。


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